アルファベットのグーグル、アマゾン、フェイスブック、アップル、マイクロソフトの頭文字を取って、GAFAM(ガファムと読むみたいです。)とされる、5社(2021年7-9月期)の決算が揃いました。フェイスブック、アップル、アマゾンが😅、アルファベット、マイクロソフトが😁となったのは、個別のブログ記事をご覧ください。*なお、フェイスブックがMetaに社名変更していますが、ガファムではなくガマム?となるかどうかはわかりません。😆
GAFAMの売上高、株価、時価総額
米国株式市場が強い!!
単純に売上高、株価、時価総額を比較してみました。短期的な株価を見ても仕方がないのですが、個人的な興味で調べました。▼0.85%⇩のアップル以外は、業績発表前の株価を先週末は上回っていました。ご存知の通り、代表的な3指数(NYダウ、S&P500、ナスダック)は、そろって史上最高値を更新しています。
企業名 | 売上高(百万ドル) | 発表前日と翌日/先週末(ドル) | 時価総額(11/5) |
フェイスブック | 29,010 | 328.69→315.81→341.13 | 8,072億ドル |
アルファベット | 65,118 | 2,786.7→2,924.35→2,977.04 | 18,438億ドル |
アマゾン | 110,812 | 3,446.57→3,372.43→3,518.99 | 17,486億ドル |
アップル | 83,360 | 152.57→149.8→151.28 | 24,820億ドル |
マイクロソフト | 45,312 | 310.11→323.17→336.06 | 25,231億ドル |
圧倒的な時価総額
下記のグラフの単位:億ドル(11/5現在)です。2兆ドルを超えるのが1)マイクロソフト、2)アップルで、3)アルファベットと4)アマゾンが「2兆ドルクラブ」へ入りまであと少し。世界の時価総額の上位は、6)フェイスブックのGAFAMなかに、5)テスラ11,680億ドルが入ります。*上場(サウジ証券取引所)しているところが違うサウジアラムコは除いています。またアルファベットは、クラスA(GOOGL)とクラスC(GOOG)を合わせた時価総額。
ドルで表示しても実感がわかないかもしれませんが、1位のマイクロソフトは、1ドル=110円で計算すると278兆円にものぼります。日本代表する世界のトヨタがおよそ32兆円(2,900億ドル)ですから、GAFAMの規模には驚きです。
最強の投資対象!?
今やそれぞれの分野で圧倒的な存在価値を示す彼らですが、共通しているのはその豊富なキャッシュ、優秀な人材を武器にイノベーションをし続けていることです。
そんなGAFAMを運用成果(パフォーマンス)をあげるために、ありとあらゆる運用資金が投資対象として外すはずがありません。我々日本人の年金を運用する長期かつ、保守的な運用を信条とするGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)が近年良い結果をあげているのも外国株式運用に入っている、GAFAMのおかげと言っても過言ではありません。
産業構造の変化を先取りし、グローバルなビジネスチャンスを広げる、GAFAM。長期にわたり、売上を伸ばし、それに伴うように株価が上昇することを期待するのなら、目先の株価のブレを気にする必要はないことを、運用のプロ達は教えてくれていると思います。
復習、ティッカーシンボル
- アルファベット→GOOG,GOOGL
- アマゾン→AMZN
- フェイスブック,メタ→FB
- アップル→AAPL
- マイクロソフト→MSFT
テスラはこちらから↓
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