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コカ・コーラの連続増配と成功の秘密:世界的ブランドの魅力と影響力【1-3月/Q1,2024】

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「ダイナミックな環境下でも、販売数量、売上高、利益すべてで成長を遂げた良いスタートが切れた。コカ・コーラは、イノベーション、デジタル化、サステナビリティへの取り組みを通じ、力強い業績を達成しました。」ジェームズ・クインシーCEO。

目次

炭酸の革命:コカ・コーラの歴史と今後の展望

コカ・コーラ社(The Coca-Cola Company)は、1886年に設立され、ジョージア州アトランタに本社を構える、世界をリードする飲料企業。主力製品のコカ・コーラで知られる同社は、多様なノン・アルコール飲料のポートフォリオを提供しています。

The Coca-Cola Company

  • 設立年: 1886年
  • 創業者: Dr. John Pemberton
  • ティッカー・シンボル:KO
  • 株式時価総額:2,740億ドル(約42.5兆円,6/10現在)
  • セクター: Consumer Staples(生活必需品)
  • 業種: Beverages – Non-Alcoholic
  • 世界展開: 200ヵ国以上
  • IRのURL: investors.coca-colacompany.com
  • 最新の従業員数: 2023年時点で79,000人以上
  • 株価/63.59ドル(6/10終値) 
  • 配当利回り3.05%
    -(→直近実績配当を0.485ドル×4/63.59で計算。税金、手数料等は考慮に入れず。将来も確定するものでなありません。)
  • CEO:ジェームズ・クインシー(James Quincey)

人口増加とコカコーラ

中産階級の増加と生活水準の向上

世界の人口増加はコカ・コーラ社の業績に多大な恩恵をもたらします。まず、人口が増加することで、消費者ベースが広がり、飲料の需要が自然に高まります。特に新興市場においては、中産階級の増加と生活水準の向上により、コカ・コーラのようなブランド製品へのアクセスと需要が増える傾向があります。

さらに、人口増加に伴う都市化も重要な要因です。都市部の拡大により、コカ・コーラはより多くの消費者に効率的にリーチできるようになります。これは、流通ネットワークの効率化と広告のターゲティングの強化にもつながり、ブランドの認知度と売上を押し上げる効果があります。

また、人口増加は新たな市場セグメントの創出を促進します。例えば、若年層や新しい家庭の形成など、ライフスタイルの変化に対応した新製品やマーケティング戦略を展開する機会が広がります。これにより、コカ・コーラは市場の多様化に対応しながら、顧客基盤を強化できます。

そして、人口増加に伴う経済成長も企業の売上に寄与します。経済が成長すると消費者の購買力が上がり、高品質なブランド飲料への支出が増加する傾向があります。このように、世界の人口増加はコカ・コーラ社の業績に対して直接的かつ持続的なプラスの影響を与える要因となります。

バフェットとコカコーラ

毎日飲んでいるからわかる

「・・・ウォーレン・バフェットは、コカ・コーラの株式をずっと保有し続けています。投資し始めたのが 1988年ですから、かれこれ 32年間も持ち続けていることになります。そしてこの間に、コカ・コーラの株価は 20倍にもなりました。もの凄いハイテク技術を持った企業ではなく、こう言っては何ですが、変な色をした清涼飲料水のメーカーのどこに、バフェットが長期間その会社の株式を保有し続ける魅力があったのか、疑問に思う人もいるでしょう。ちなみにバフェットはチェリー・コークが大好きで、毎日欠かさず飲んでいるとか。それもハンバーガーのようなジャンクフードを食べながら(笑)。 1日で 5本のコークを飲むというのですから、糖尿病なんてどこ吹く風ですね。それで現在 90歳になろうとしているのですから、健康に留意した食生活というものがいかに根拠に乏しいか、という気になってきます。それはともかくとして、

バフェットがコカ・コーラに目を付けたのは、この会社のビジネスが将来、確実に大きく伸びると思ったからです。その根拠は世界的な人口増加でした。ざっくりした数字で言うと、 1987年の世界人口は 50億人でした。それが 1998年に 60億人になり、2015年には 73億人ですから、急激に増えているのが分かります。将来推計では、2050年に 97億人、 2100年に 110億人になるという見通しがあります。」

-『ビジネスエリートになるための 教養としての投資』奥野 一成著 ダイヤモンド社より(2020年5月刊行)

バフェット、バークシャーのポートフォリオ

2024年3月末時点では、バフェットの保有する上位企業の4番目に位置。構成比は7.4%で、245億ドル(およそ3.8兆円)の価値となっています。

主な製品とサービス

  • コカ・コーラ: 同社のアイコン的なソフトドリンク。
  • ダイエットコーク: コカ・コーラの低カロリー版。
  • コカ・コーラ ゼロシュガー: 無糖版のコカ・コーラ。
  • ファンタ: フルーツ風味の炭酸飲料。
  • スプライト: レモンライム風味のソフトドリンク。
  • ミニッツメイド: ジュースとジュース飲料。
  • ダサニ: ボトルウォーター。
  • パワーエイド: スポーツ飲料。
  • シンプリー: ジュースおよびその他の飲料。
moomoo証券【WEB】

1-3月期決算/Q1,2024より

2024年4月30日、コカ・コーラ社は2024年第1四半期(1-3月)の決算を発表。この四半期は、売上高、利益、そして市場シェアの成長が見られ、全体的に好調なスタートを切りました。以下に、主なハイライトと詳細をまとめます。

ハイライト

  • 売上高: 純売上高は前年同期比3%増の113億ドルに達し、オーガニック売上高(Non-GAAP)は11%増加。
  • EPS(1株当たり利益): EPSは3%増の0.74ドル。
  • 営業利益:21億ドル、営業利益率は前年の30.7%から18.9%に減少しましたが、比較可能営業利益率(Non-GAAP)は31.8%から32.4%に増加。
  • キャッシュフロー: 営業キャッシュフローは5億2800万ドルで、前年同期比3億6800万ドル増加。フリーキャッシュフロー(Non-GAAP)は1億5800万ドルで、前年同期比2億7400万ドル増加。

2023年1年間では

  • 売上高: 458億ドル
  • EPS: 2.47ドル

堅調な株主還元政策

  • 配当金: コカ・コーラ社は1920年以来一貫して配当金を支払っており、2023年の年間配当利回りは約3%。
  • 連続増配は62年
  • 自社株買い: 株主に価値を還元するため、定期的に自社株を買い戻しています。2023年には約15億ドル相当の自社株を買い戻しました。

=長期保有の優良株の条件=

  • 株主還元に積極的であり続ける
  • 不況に強い
  • 業績が安定している
  • 一時的に業績が停滞しても結局は持ち直す
  • 参入障壁の高い事業活動を行なっている

最近で言うと、エヌビディアのように一気に株価が暴騰するような、成長株ではありませんが、長期保有の条件を十分満たしていると思います。

オーガニックとは

オーガニック、Organic( Growth)とは、為替レートの変動や、M&Aによる企業買収、会計処理の変更などの影響などを除いた、本質的な社内資源による成長、という意味。「Reported Growth」は、結果的に報告される全体の成長を表します。多くの国で事業展開をしている企業やM&Aを行う企業からのオーガニックな情報開示は投資家や株主にとって重要です。

環境対策

コカ・コーラ社は以下のような持続可能性への取り組みを行っています:

  • ワールド・ウィズアウト・ウェイスト: 2030年までに販売したボトルや缶と同等の量を回収してリサイクルすることを目指しています。
  • 水資源管理: 完成した飲料に使用される水量と同等の水を自然や地域社会に戻すことを目指しています。
  • 炭素排出量の削減: バリューチェーン全体で温室効果ガス排出量の削減にコミットしています。

地域別の業績

  • 北米: 北米のユニットケースボリュームは前年同期比で変わらず、ジュース、付加価値乳製品、植物ベース飲料の成長が見られましたが、水、スポーツドリンク、コーヒー、紅茶の減少が相殺。
  • アジア太平洋: ユニットケースボリュームは2%減少、価格/ミックスは8%増加。
  • ヨーロッパ、中東、アフリカ(EMEA): ユニットケースボリュームは2%増加し、価格/ミックスは22%増加。
  • ラテンアメリカ: ユニットケースボリュームは4%増加し、価格/ミックスは22%増加しました。

製品とマーケティングのイノベーション

コカ・コーラ社は、消費者のニーズに応えるために新製品の導入とマーケティング戦略を強化。

  • Coca-Cola Happy Tears Zero Sugar: 米国と英国でソーシャルメディアを通じて独占販売されたこの新製品は、発売24時間以内に完売し、20億以上のインプレッションを獲得。
  • Foodmarks by Coca-Cola: 世界中の4,000以上の場所で「Recipe for Magic」プラットフォームの一環として導入され、地元の文化と食事を結びつけるユニークなダイニング体験を提供。

デジタル戦略の強化

コカ・コーラ社は、デジタルツールを活用して消費者との関係を深め、取引を促進。例えば、パッケージにスキャン可能なコードを使用して消費者とエンゲージし、ファーストパーティデータを収集。さらに、B2Bプラットフォームを通じて顧客基盤のデジタル化を進めています。

今後の見通し

コカ・コーラ社は、2024年通年の有機売上高成長率を8%から9%に引き上げ。比較可能EPS(Non-GAAP)の成長率も4%から5%と予測しています。第2四半期には、通貨変動や買収・売却の影響が見込まれますが、全体的な成長の勢いは維持される見通しを会社側は示しています。

まとめ

コカ・コーラ社の2024年第1四半期の業績は、強力なポートフォリオと市場戦略に支えられた堅調な成長を示しています。デジタル戦略の強化や新製品の導入により、今後も持続的な成長が期待できるでしょう。コカ・コーラ社は、世界で最も認知されているブランドの一つとしての遺産を維持しながら、変化する消費者の好みに対応し続けています。

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