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12月3週、FOMCで動揺のマーケットを買ったのは?

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日経平均株価は大幅下落

JPX(日本取引所グループ)によると12月3週(12/17-12/21)の投資部門別売買状況、海外投資家は(現物▼3,263億円、先物▼2,218億円)合計▼5,482億円の売越(現物の売越は6週連続。合計の売越は、3週連続)個人は(現物▼1,065億円、先物+1,547億円)合計で+482億の買越。個人の現物売越は3週ぶり。信託銀行は、(現物+1,120億円、先物▼1,441億円)で、現物の買越は、5週連続。その他、事業法人+185億円、投信+2,052億円と、それぞれ現物を買越。この週は、週間ベースで、日経平均株価は(21,374円→20,166円/▼1,208円/▼5.65%)と大幅下落となりました。

買い手は国内勢

国内勢(年金資金の信託銀行+1,120億円、投信+2,052億円、事業法人+185億円)は、合計+3,357億円の現物の買越。これに、日銀によるETF購入額、約2,100億円を加えた、5,526億円で12月2週同様の買い支え?をおこなったカタチです。

12月3週といえば、米国株式市場では、その前の週末から21日には、NYダウが▼1,654ドル(▼6.86%)と大きく値下がりした波乱の週。いろいろな理由があげられていますが、やはり、18-19日FOMC(米公開市場委員会)で、市場が期待した、利上げの早期打ち止めにつながるようなハト派的な姿勢をFRBに見出せなかったことが大きかったと思います。

投資家のスタンスとして参考にしたいのは、国内の年金資金(信託銀行を経由する)。11月3週以降、+401億円、+1,450億円(4週)、+2,031億円(12月1週)、+1,415億円(12月2週)とそして、12月3週、1,120億円と現物を5週連続の買越。長期投資を主とする年金資金ですが、タイミングによっては、押し目を拾い、ふいたら売りもおこなう、したたかさをもっている、投資家であるということも忘れてはならないでしょう。

2018年、日銀によるETF購入額は6兆円5,000億円少し手前で。

日銀は12月3週も、(設備・人材投資に積極的な企業を組み入れるETFを4営業日で、12億円ずつ。)60億円と通常型ETF(TOPIX型)、703億円×3日で2,109億円、合計2,169億円。日銀によるETF購入は年間6兆円の予定に対し12/21までに、およそ6兆3,388億円となり、6兆円を超えています。約6兆円の年間予定と”約”がついていますので、多少のオーバーは許容範囲でしょうが、年内は、6兆5,000億円を少しきるぐらいのところのようです。(日銀のサイトより。)。
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