ランキングは好きですか?
まだ、予断を許さない状況ですが、マーケットの世界では、地政学
上のリスクや、フランス大統領選(仏のユーロ離脱)の結果等によ
る、悪いシナリオは回避されるという流れになっているようです。
懸念材料が、払拭されると、景気や経済、企業の業績といった、
ファンダメンタルズを評価するのが、株式市場の特徴でもあります。
欧州では、フランス(CAC40指数)はもちろんのこと、ドイツ(DAX
指数)、イギリス(FT100指数)、さらにはスペイン(IBEX指数)、
イタリア(MIB指数)の南欧諸国の株式市場も、銀行株を中心に先週は
全面高となる場面がありました。
米国株式市場においても、ハイテク株を中心とするナスダック総合指数
が史上初の6,000ポイント台を達成。トランプ大統領就任からの、ご祝
儀的な?「トランプ相場」から、業績相場へと移り、堅調に推移してい
ます。企業の規模をあらわす時価総額のトップ5をみても、米国ハイテ
ク企業の好調さが目立ちます。それにしても、でかい。
世界の企業時価総額ランキング
1.アップル(AAPL)7,540億ドル 82.5兆円
2.グーグル(GOOG LアルファベットA)6,080億ドル 66.9兆円
3.マイクロソフト(MSFT)5,240億ドル 57.6兆円
4.アマゾン(AMZN)4,340億ドル 47.7兆円
5.フェイスブック(FB)4,240億ドル 46.6兆円
※数字は、4月末時点、概算。円は、1ドル=110円で計算。()は、
その企業のシンボル。
因みに、日本企業のトップは、
トヨタ自動車(証券コード 7203)の、1,795億ドル、19.7兆円
世界ランキングでは、40位前後のところにいます。
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