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エヌビディアの8-10月決算(Q3)、ゲームとデータセンターの2本柱で好調を維持するもアームの買収は難航!?

nvidia.com
目次

NVIDIAとは

製造工場を持たない(ファブレス)、回路設計に特化した半導体メーカー。パソコンの画像処理に使うGPU (Graphics Processing Unit)の開発を手掛け、ゲーム、データセンター、車載向け専用のプラットフォーム提供。近年、バーチャルリアリティや人工知能(AI)、自動運転車など最新技術の研究開発に力を入れています。

2021年8-10月期(Q3決算概要)NVIDIA IRより

ゲームとデータセンターが2本柱

※エヌビディアの1年を通しての決算月は、1月です。会社サイトは、2022年度第3四半期 となっています。英語での表記はFinancial Results for Third Quarter Fiscal 2022

2021/8-10月期(Q3)2020/8-10月期(Q3)前年同期比
売上高(Net revenues)7,103 4,726+50.3%
当期利益(Net income)2,464 1,336+84.4%
EPS(調整後) 1.17 0.73+60.3%
決算概要(※単位百万ドル EPSはドル)

事業別売上

Q3FY22Q3FY21前年同期比
ゲーミング(Gaming)3,2212,271+41.8%
データセンター(Data Center)2,9361,900+54.5%
プロフェッショナル ビジュアライゼーション 577 236 2.44倍
車載(Auto) 135 125 +8%
その他(OEM&Other) 234 194+20.6%
Total7,1034,726+50.3%
単位:百万ドル/FY=Fiscal Year,会計年度
  • 売上高は、71億ドル(市場予想を68億ドルを上回る)
  • EPS(一株当たり利益)、1.17ドルで市場予想は上回る
  • RTXシリーズによる、GPUの買替需要がゲーミング(ユーザー数が拡大)の伸びを支える。

トップのコメント

「第3四半期は記録的な収益を上げ、傑出したものとなりました。NVIDIA AI の需要は急増しており、*ハイパースケールとクラウドの*スケールアウトによって牽引され、25,000 以上の企業で採用が広がっています。NVIDIA RTXは、*レイトレーシングとAIによってコンピュータグラフィックスを刷新し、大きく成長しているゲーマーやクリエイター、ホームワークステーションを構築するデザイナーや専門家の市場にとって理想的なアップグレードです。

「当社のGTCイベントシリーズは、拡大するNVIDIAアクセラレーション・コンピューティングの世界を紹介するものです。先週のイベントは、サプライチェーン・ロジスティクス、サイバーセキュリティ、自然言語処理、量子コンピューティング研究、ロボット工学、自動運転車、気候科学、デジタルバイオロジーなど、多様なアプリケーションを紹介し、これまでで最も成功したイベントとなりました。

GTCでは “Omniverse “が大きなテーマでした。私たちは、仮想世界に飛び込んだときに何が可能になるかを示しました。Omniverseは、共同設計、顧客サービスのアバター、ビデオ会議から、工場や処理場、さらには都市全体のデジタルツインまで幅広く利用される予定です。Omniverseは、AI、シミュレーション、グラフィックス、コンピューティングインフラにおけるNVIDIAの専門知識を結集しています。これは、今後の展開を示す氷山の一角です。

– NVIDIAの創業者兼CEOであるジェンセン・フアン

DeepLで翻訳↑

買収は難航?

エヌビディアは昨年9月、アーム(Arm)をソフトバンクグループから最大400億ドル(現在の為替レートで約4兆5500億円)で買収することで合意に達したと発表していましたが、現在は米国のFTC(米連邦取引委員会)をはじめ、各国規制当局の承認待ちの状態にあります。

Armは、イギリスのケンブリッジに本社を置くファブレス企業。傘下の事業会社である”ARM Ltd.”によるARMアーキテクチャ、RealView や KEIL というブランドのプログラミングツール、システムおよびプラットフォーム、System-on-a-chip基板とソフトウェアなどの開発で知られています。Armは、2016年以来ソフトバンクグループ傘下にありました。

用語解説からわかる、NVIDIA

CEOのコメントより

*ハイパースケール-大規模なデータとクラウドコンピューティングの要件を支えるために必要な技術インフラストラクチャーのこと/*スケールアウト-システムを構成するサーバーの台数を増やすことで、システムの処理能力を高めること。/*レイトレーシング-ビデオゲームで即座に光や影の位置を反映・処理する能力のことを言い、光や影を現実世界と同様に表現する機能。

GPUとNVIDIA

GPUと言えば・・・

エヌビディアは、パソコン用の3Dに代表される、画像処理用のグラフィックス・プロセッシング・ユニット(GPU=Graphics Processing Unit)半導体を開発し、ゲーム向けに圧倒的強みを発揮。GPUによってコンピューターグラフィックス(CG)処理を向上させ、この分野に革新をもたらしましたが、さらに、GPUを演算加速に応用したデータセンター向け半導体(Tesla)が今や第2の柱となっています。

-RTXシリーズ

映画等では、あらかじめシーンが決まっているものに対し光や影の描写の計算を行う(プリレンダリング)のに対し、キャラクターやプレイヤーが動き回るビデオゲームでは即座に光や影の位置を反映・処理する能力が求められます。これを可能にした『リアルタイムレイトレーシング』という技術をエヌビディアはRTXシリーズに搭載をしています。

株価、時価総額等

  • 317.46ドル(11/23)
  • 時価総額7,937億ドル→およそ87兆3000億円
  • ティッカーシンボルは、NVDA
  • 2021年度1年を会計年度とする売上高は、167億ドル
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この記事を書いた人

男子孫2人を持つ、60才越えの元証券マン。投資信託、ファンド初心者からベテラン投資家まで幅広い層にセミナーを開催。米TVドラマと米4大スポーツが好きが高じて?いや自然の流れで米国株、アメ株にハマる。好きな選手は、カリー(NBA)ともちろん、翔平君(MLB)。

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