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「エヌビディア(NVDA)が過去最高の売上高を達成!第2四半期の業績概要と今後の展望」【5-7月Q2/2024】

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エヌビディアは5-7月期決算を発表。売上高が過去最高を記録しました。業績は大幅な成長を示し、AIやデータセンター市場での地位をさらに強いものとしています。

目次

売上高の驚異的な成長

*エヌビディアの1年を通しての決算月は、1月。今回の四半期決算は、2024年度の第2四半期(Q2 FY 2024=Financial Results for Second Quarter Fiscal 2024)となります。下記の表は、2023年の5-7月の期間と言う意味です。

決算のポイント

決算のポイント
  • 主力データセンター部門の売上は103.2億ドルで過去最高。
  • ゲーミング部門の前年同期比は+22%増の24.9億ドル
  • 自社株買い計画の実施や現金配当による株主還元を強化。自社株買いを継続し、成長戦略を推進。
  • 全体の売上高は過去最高の135億ドル、前年同期比の2倍、101%UPへ
  • 主力データセンター部門の売上高103.2億ドルは、前四半期+141%増、前年同期比171%増。
  • ゲーミング部門は24.9億ドルは、前四半期比では+11%増。
  • プロフェッショナル・ビジュアライゼーション部門は3.79億ドル、自動車部門2.53億ドルと各部門の売上。

決算概要

2023/5-7月期2022/5-7月期前年同期比
売上高13,507 6,7042倍
営業利益 6,800 49913.6倍
当期利益 6,188 6569.4倍
EPS 2.48 0.269.5倍
決算概要(※単位百万ドル EPSはドル)

全体の売上高が過去最高に到達し、前年同期比101%増(2倍)を達成。データセンターの売上高も過去最高を記録し、業界での地位をさらに強化。

部門別売上高とトピックス

単位は百万ドル。グラフにカーソルを合わせると、金額がわかります。

Data Center( データセンター部門)

  • 第2四半期の売上高は過去最高の103億2,000万ドルで、前期比141%増、前年同期比171%増。
  • NVIDIA® GH200 Grace™ Hopper™ Superchipの出荷および第2世代バージョンの発表。
  • NVIDIA L40S GPUの発表、NVIDIA AI-readyサーバで入手可能。
  • システムメーカー向けのNVIDIA MGX™サーバ・リファレンスデザインの発表。
  • NVIDIA Spectrum-X™高速ネットワーキングプラットフォームの発表。
  • 新しいNVIDIA RTX™ワークステーションとNVIDIA AI Enterprise、NVIDIA Omniverse Enterpriseソフトウェアの発表。
  • NVIDIA H100 Tensor Core GPUをベースとしたクラウドインスタンスの一般提供の開始。
  • AIイニシアチブにおける提携の発表:ServiceNowとAccenture、ヴイエムウェア、スノーフレーク、WPP、ソフトバンク、ハギング・フェイスなど。

Gaming(ゲーミング部門)

  • 売上高は24億9,000万ドルで、前四半期比11%増、前年同期比22%増。
  • GeForce RTX™ 4060 GPUファミリーの出荷開始。
  • NVIDIAアバタークラウドエンジン(ACE)for Gamesの発表。
  • DLSS対応の35のゲームと「Portal: Prelude RTX」の追加

Professional Visualization( プロフェッショナル・ビジュアライゼーション部門)

  • 売上高は3億7,900万ドル、前期比28%増、前年同期比24%減。
  • 新しいNVIDIA RTX GPUの発表と出荷。
  • NVIDIA Omniverseプラットフォームのメジャーリリースの発表。
  • Alliance for OpenUSDの設立。

Automotive(自動車部門)

  • 売上高は2億5,300万ドル、前期比15%減、前年同期比15%増。
  • XPENG G6 CoupeのNVIDIA DRIVE Orin™の採用の発表。
  • 新しいNVIDIA GPUチップレットIPを統合したメインストリーム車載用システム・オン・チップの開発の発表。

DeepLで和訳←NVIDIA Financial Results for Second Quarter Fiscal 2024

決算のポイント
  • 主力データセンター部門の売上は103.2億ドルで過去最高。
  • ゲーミング部門の前年同期比は+22%増の24.9億ドル
  • 自社株買い計画の実施や現金配当による株主還元を強化。自社株買いを継続し、成長戦略を推進。

トップのコメント

生成AIの採用競争は始まっている!

“新しいコンピューティングの時代が始まりました。世界中の企業が、汎用コンピューティングから
*アクセラレーテッド・コンピューティング、そしてジェネレーティブ(生成)AIへと移行しています。

当社のメラノックスのネットワーキングとスイッチ技術によって接続され、当社のCUDA AIソフトウェアスタックを実行するNVIDIA GPUは、ジェネレーティブAIのコンピューティングインフラを構成しています。

当四半期中、主要なクラウドサービスプロバイダーが大規模なNVIDIA H100 AIインフラを発表しました。大手企業のITシステムおよびソフトウェア・プロバイダは、あらゆる業界にNVIDIA AIを導入するためのパートナーシップを発表しました。ジェネレーティブAIの採用競争が始まっています。”

-エヌビディアの創業者兼CEO、ジェンセン・フアン。DeepLで和訳しています。

アクセラレーテッド コンピューティングとは、専用ハードウェアを使用して作業を大幅に高速化するものであり、多くの場合は頻繁に発生するタスクをまとめて並列処理を行います。また、通常は逐次処理を実行するプロセッサである CPU をダウンさせる可能性がある要求の厳しい処理の負荷を軽減します。

積極的な株主還元

Q2(第2四半期)中、エヌビディアは32億8000万ドルで750万株を買い戻し、現金配当という形で33億8000万ドルを株主に還元しています。第2四半期末時点で、同社は39億5,000万ドルの自社株買戻し権限を保有。また、2023年8月21日、取締役会は、期限を設けずに250億ドルの追加自社株買いも承認しています。今年度も自社株買いを継続する予定です。

展望と今後の見通し

今回の決算からも明白なように、エヌビディアは、着実な成長を遂げ、技術革新と市場展開に注力することを示唆、そしてジェネレーティブAI分野でのリーダーシップを強化し、他の追随を許さない独走状態をさらに作り上げようとしています。

株価の動き

*株価は月末の終値。チャートにカーソルをあてると株価がわかります。単位ドル。

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