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米国株式市場(20日)は、大幅続落。アップルの値下がりがきつい!

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小売関連のさえない見通しに・・・!?

20日の米国市場は続落。ダウは、前日比▼2%を超える大幅な値下がり。原油価格の下落によりエネルギー関連株が、企業の決算や業績見通し等が市場予想に届かず、小売(ターゲット/TGNなど)各社の株が売られていました。「小売関連のさえない見通しは、ハイテク株の急落で、ナーバスになっていた市場の警戒感を一段と高める結果となり、景気への懸念が強まった」と、解説する市場関係者がいました。

主要3指数は、年初のレベルに

主要3指数では、終値で、ナスダックが約7か月ぶりの、ダウとS&P500は、10月下旬以来のそれぞれの安値となりました。年初来(1/2 最初につけた値→11/20  昨日の終値)では、

ニューヨーク・ダウ
24,809ドル→24,465ドル
S&P500
2,683.→2,641
ナスダック
6,937→6,908

ほぼ、年初のレベルに落ち着いた?という感覚です。因みに、11/20までの今年の高値と安値は

ニューヨーク・ダウ
26,951ドル(10/3)/23,344ドル(4/2)
S&P500
2,940(9/21)/2,532(2/9)
ナスダック
8,133(8/30)/6,630(2/9)

 

大幅な下落も、期待したい、アップルとアマゾン

これまで、強気相場をけん引してきた、ハイテク関連、特にアップル(AAPL)とアマゾン(AMZN)は20日も売りの対象となり、アップル▼4.78%安の176.98ドル。アマゾンが、▼1.11%安の1,495.46ドル と下落。アップルについては、iPhoneの販売減を不安視するむきや、新機種「iPhoneXR」は米国以外のユーザーに、「価格に見合う機能を備えておらず好意的に受け止められていない可能性がある」と指摘し、目標株価を引き下げるアナリストも出ていました。

ともに(一時的ですが)1兆ドル企業となった、アップルと、アマゾンでしたが、年初来から、11/20までの動きを振り返りますと、

アップル(AAPL)
170.16ドル(1/2)→176.98ドル(11/20)/高値 233.47ドル(10/3)/安値 150.24ドル(2/9)

アマゾン・ドット・コム(AMZN)
1,172.00ドル(1/2)→1,495.46(11/20)/高値 2,050.50(9/4)/安値 1,171.51(1/2)

アップルについては、最高値の233ドルから、20%超える値下がりで、実に時価総額2,500億ドル分が消えたことになるそうです。9月末の世界時価総額ランキングは、1位アップルが、1兆570億ドル、2位アマゾンが8,190億ドルでした。

2018年は、ハイテク主導のマーケットでしたので、反転の兆しも、やはりハイテクからと考えると、アップル、アマゾンの株価の動きが、年末にかけての鍵になりそうです。

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