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マイクロソフト、2023第2四半期決算(’22/10-12月期)は、PC市場の悪化を受けデバイス事業は苦戦するも、引き続き『Azure』に期待。最先端のAIモデルは・・

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1月に1万人の人員削減を発表したマイクロソフト。米国IT大手と言えども、先のことを読むのは至難の業。一歩間違えば、数千億円単位で時価総額が変わる世界ですが、主戦場は、どうやらAI(人工知能)の分野になりつつあるようです。

目次

市場予想を上回るICとPBP

決算概要

2022/10-12(Q2)2021/10-12(Q2)前年同期比
売上高52,74751,728+2.0%
営業利益20,39922,247-8.3%
当期利益16,42518,765-12.5%
EPS2.20 2.48-11.3%
単位百万ドル EPSはドル

  • IC(インテリジェント・クラウド)部門ー現地通貨ベースでは、前年同期比+18%増、「Azure」とその他のクラウドサービスが引き続き牽引。
  • PBP(プロダクティビティ&ビジネス・プロセス)部門ー同ベースで「Office 365」同+11%増と伸びる。「LinkedIn」(ビジネス用SNS)も堅調
  • MPC(モア・パーソナル・コンピューティング)ー同ベースで売上19%減少。PCメーカー向けWindows OEM(ライセンス収入)減収が影響。

続く、1-3月期の会社計画の中では、『Azure』の売上高の伸び悩みをあげるなど、厳しい見通しをしめしています。

株価の推移

※チャートにカーソウルをあわせると株価がわかります。いずれも、月末終値。

AI戦線に異常あり!?

“マイクロソフトクラウドが世界最先端のAIモデルを新しいコンピューティングプラットフォームに変えることで、コンピューティングの次の大きな波が生まれつつあります・・・私たちは、お客様が私たちのプラットフォームとツールを使って、AIの新時代において、今日より少ないコストでより多くのことを行い、未来に向けてイノベーションを起こすことができるよう支援します。”

-サティア・ナデラ会長兼CEO,Q2決算発表時のコメントをDeepLで和訳

マイクロソフトが、チャットGPTへの出資を強化するのに対し、アルファベットのグーグルは2月、会話型AIサービス「Bard」を発表。この分野での主導権争いは、すでに始まっています。

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