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 今週のマーケット、5/8-12、重要イベント後は静かな動き?そして、『経済投資クイズ』。

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インフレ退治のための利上げ継続かそれとも金融安定のための、利下げか、今年に入ってからのテーマを垣間見る1週間だったと思います。

目次

今週の動き

指標5月12日5月5日騰落率
NYダウ33,300.6233,674.38▼1.1%
S&P5004,124.08 4,136.25▼0.3%
ナスダック12,284.7412,235.41+0.40%
ドル/円135.75 134.84
米10年国債利回り(%) 3.463.44
~5/12まで

意外としっかり!?

NYダウは、12日の小幅な下落で5日続落。今週はマイナスの1週間となりました。特に、水曜日以降は、

10日 (水)この日発表された、4月のCPIは2年ぶりに5%を下回る、前年同月比4.9%の伸びとなり、FRBが6月にも利上げを停止する可能性を市場は再度意識し始めました。

11日(木) 米国地銀のパックウエスト・バンコープ(PACW)が前週に預金が1割近く減ったことを明らかにし、経営不安がささやかれ、他の地銀株等への連鎖?が意識、リスク回避の姿勢が強まりました。また、ダウ構成銘柄であるウォルト・ディズニー(DIS)の1-3月期の決算が、成長分野の動画配信サービスの契約者が減少したことを受け、大きく下落した影響で、NYダウは221ドルほど下げました。

-12日(金) ミシガン大学が発表した5月の消費者態度指数が予想を下回る一方、期待インフレ率は予想を上回ることがわかると、FRBによる引き締めの長期化の観測が広がり、また米国債務上限問題に関する、議会の警告も嫌気され、今週の取引を終えています。

『経済投資クイズ』#71~75

71.連休明け、まずは軽く、ウォーミングアップから。NYダウの先週末の終値は、33,674.38ドルでしたがこれまでの高値、いわゆる過去最高値として正しいものは?

a.35,952ドル b.37,952ドル c.36,952ドル

答えc./36,952.65ドルです。2022年1月5日取引時間中につけた価格になります。因みに、他の主要株価指数の過去最高値はS&P500が、4,818.62、2022年1月4日(4,136)、そしてナスダック指数が16,212.23、2021年11月22日(12,235)。()内は、先週末の価格です。

72.昨年からの急激なインフレに対し、米国の中央銀行であるFRBは、連続10回、累計5%にもおよぶ、政策金利FFレートの引き上げを余儀なく行いましたが、FRBが目標とするインフレ率は、どのくらいでしょうか?

a.2%  b.3%.  c.4%

答えa./2%です。インフレ率の指標となるのが、毎月発表される、コアPCE(個人消費支出)デフレーターですが、直近3月は、4.6%でした。「インフレ圧力は依然高く、2%に戻すには長い道のりがある」とパウエルFRB議長は、先週のFOMC(公開市場委員会)後の会見で述べています。

73.GAFAM(アルファベットのグーグル、アマゾン、フェイスブックのメタ、アップル、マイクロソフト)とテスラの四半期決算が出揃いましたが、次のうち、マイクロソフトの今1-3月期の売上高として正しいのは?

a.286億ドル b.698億ドル c.529億ドル

答えc./529億ドルです。日本円でおよそ、7兆1,415億円。同様にアマゾン1,274億ドル(17.2兆円)、アップル948億ドル(12.8兆円)、アルファベット698億ドル(9.4兆円)メタ286億ドル(3.9兆円)、テスラ233億ドル(3.1兆円)が、1-3月期の米国を代表する、GAFAMとテスラの売上高でした。

74.10日に発表された、インフレ、物価の安定度合いを示す、米国消費者物価指数(CPI)。4月は総合指数で前年同月比で2年ぶりで5%を切る4.9%でしたが、昨年の物価上昇が急激に進んだ、6月の水準は、どのくらいだったでしょうか?

a.9.1%  b.8.1%  c.7.1%

答え/a.9.1%(前年同月比) 米国の中央銀行にあたるFRBの政策金利(FF金利)の引き上げ効果により、インフレは大分おさまってきているようです。次回、6月FOMCでの利上げ打止めを織り込み、市場の注目は、利下げ?のタイミングにうつってきています。

75.米国には、株主に対し長期にわたって増配を続ける企業があります。60年以上増配を続ける企業は次のうちどれでしょうか?

a.ファイザー. b. コカ・コーラ. c.フォード

答えb.コカ・コーラ コカ・コーラは、60年増配を継続しています。その他日本でも良く知られている、P&G(プロクター・アンド・ギャンブル)65年、3M(スリーエム)64年、J&J(ジョンソン・エンド・ジョンソン)60年となっています。(2022年12月末現在)

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