目次
主要指標の動き
利上げはあと1回?
指標 | 7月14日 | 7月7日 | 騰落率 |
NYダウ | 34,509.03 | 33,734.88 | +2.3% |
S&P500 | 4,505.42 | 4,398.95 | +2.4% |
ナスダック | 14,113.70 | 13,660.72 | +3.3% |
ドル/円 | 138.79 | 142.16 | |
米国10年国債利回り(%) | 3.84 | 4.07 |
今週の主要3指数、NYダウは、5日続伸、S&P500とナスダック総合指数が週末14日の金曜日こそ下げるも、4日続伸と、順調に推移していました。
12日に発表された、6月の消費者物価指数(CPI)が、前年同月比+3%(5月+4%)となったことで、インフレ緩和が進み、これまでの利上げ効果を確認できたのではとする市場関係者の声。これにより、7/25-26のFOMCでの0.25%の政策金利の引き上げはやむを得ないものの、それで打ち止めになるのではとの、期待感がはたらいていたようです。
元FRB議長、2022年ノーベル経済学賞受賞。ベン・バーナンキ氏の講演を中心にまとめた本です。髙橋洋一氏監訳・解説。少し古いですが、⇩
注目の経済指標など
6月の消費者物価指数(CPI)
- 6月*CPIは、前年同月比 +3.0%上昇
- **(食品・エネルギーを除く、コア)のCPI は、同+4.8%(5月は、5.3%)
*CPI(🟦前年比)と政策金利(FFレート🟧上限値)6月まで。コアPCEデフレーター(🟥前年比 4.6~4.7%に貼り付いています。FRBが目指す2%には、依然開きがあります。)は、5月までの数字。棒グラフにカーソルをあてると詳細がわかります。
CPIは消費者物価指数、**コアCPIは消費者物価指数からエネルギーと食品を除いた指数。またコアPCEデフレーターは、食品・エネルギーを除いた名目個人消費支出(PCE=Personal Consumption Expenditures)を実質個人消費支出で割ったもので、FRBが最も重要視している指標と言われ、この数値が2%になることをFRBは目標としています。
7月以降のFOMC(米公開市場委員会)
2023年 | 日付(すべて火曜と水曜日です) |
7月 | 25日〜26日 |
9月 | 19日〜20日 |
10月,11月 | 31日〜11月1日 |
12月 | 12日〜13日 |
7/3-7/7、今週のマーケット。25-26日のFOMCでの利上げ再開を、警戒しはじめる米国株式市場。
7/25-26に予定されているFOMCでは、利上げを再開する可能性が、かなり高くなっているようです。そんな雰囲気をただよわせた、今週のマーケット。 主要指標の動き 金利が…
FOMCとは
FOMC(連邦公開市場委員会) “Federal Open Market Committee”米国の連邦準備制度(FRS)の構成機関の一つで、金融政策の最高意志決定会合を言います。FOMCのメンバーは…
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