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アルファベットのグーグルは不動の検索と有望株の?YouTubeで稼ぐ!2021年4-6月期Q2決算から

※アフリエイト広告を利用しています

目次

オンライン消費の急増と企業の広告支出伸びる

決算概要は?

2021/4-6月期(Q2)2020/4-6月期(Q2)前年同期比
売上高61,88038,297+61.6%
営業利益19,3616,3833.0倍
当期利益18,5256,9592.67倍
EPS27.2610.132.7倍
決算概要(※単位百万ドル EPSはドル)

Q2(4-6月期)の

  • 売上高は、619億ドル(市場予想は562億ドル)
  • 営業利益は、194億ドル
  • 当期利益は、185億ドル
  • EPSは、27.26ドル(市場予想は、19.35ドル)

でした。

トップのコメントは・・・

“第2四半期は世界の多くの地域でオンライン活動の高まりがあり、当社のサービスが多くの消費者や企業を支援できたことを誇りに思っています。AIとGoogle Cloudへの長期的な投資は、すべての人のデジタル体験の大幅な改善を後押ししています。”

ーグーグルおよびアルファベットのCEO(最高経営責任者)サンダー・ピチャイ

“第2四半期の好調な売上高619億ドルは、消費者のオンライン活動の活発化と広告主の支出の広範な強さを反映しています。今回も、私たちのチームが全面的に優れた実行力を発揮したことが功を奏しました。”

ーGoogleおよびAlphabetのCFO(最高財務責任者)ルース・ポラート

巨人、不動の検索と有望株のYouTube

アルファベットのビジネス部門(セグメント)も3つに分けられています。

  • グーグルサービス(Google Service)
  • グーグルクラウド(Google Cloud)
  • アザーベッツ(Other Bets)

グーグルサービス(売上全体の92%)

巨人グーグルの中核。いわずと知れた、「Google.com」による広告収入がメイン。売上高は、571億ドルですので、アルファベットの全体の90%以上を占めます。Q2決算では、幅広い産業で広告による収入が伸びていました。特に、小売が好調でしたが、旅行・金融サービス・エンターテイメントの力強い動きが寄与しました。

また、この部門に含まれる、YouTubeの売上高は70億ドル(約7,700億円)と前年同期比84%の増収と絶好調。ユーチューブ・ショート(YouTube Shorts=2020 年 9 月にインドで初めて公開。以来 26 か国で提供。先月には、日本を含む世界 100 か国以上で利用可能。)の人気は衰えを知らず、「日間グローバルビューが150億回を超えた」と会社側は発表。3月には、65億回でしたので、そのペースは驚異的です。

グーグルクラウド(売上の8%)

この部門の売上高は、46億ドルで前年同期比54%増。グーグル社内で使われているものと同じテクノロジーやインフラを顧客がクラウド上で利用できるサービス、グーグル・クラウド・プラットフォーム(Google Cloud Platform=GCP)とSaaSのWorkspace(人数課金)の両方が好調。営業損失も前年同期に比べ、大幅に縮小。(▼5.91億ドル←▼14.26億ドル)

SaaS (Software as a Service-ソフトウエア・アズ・ア・サービス-”サース”)-ソフト企業がインターネット経由でアプリを提供する

Other Bets(アザーベッツ)

その他の投資(Oter Bets)部門は、1.92億ドル(約210億円)の売上を計上。前年同期の1.48億ドルを上回ったものの、損失は▼14億ドル(およそ1,540億円)と前年同期の▼11億ドルより多くなりました。ただし、アルファベットのAI等の最先端技術開発グループがあることを考えると、当然のことかも知れませんね。常に未知の領域に挑戦続けられる環境も、アルファベットのグーグルの核となるサービス(検索、YouTubeなど)営業利益194億ドル(およそ2兆1300億円)のおかげです。

株価と時価総額、通期の売上高

  • 2,694.53ドル
  • 年初来の上昇率→+53.74% (S&P500の同期間は、+17.8%)
  • 株式時価総額17,950億ドル(日本円でおよそ197兆円ほどです。)
  • 2020年12月までの、1年間の売上高は、1,825億ドル、営業利益は412億ドル(約4兆5320億円)

※株価、上昇率、時価総額は、7/30終値を基準にしています。

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