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スパイダー、S&P500は、米国初および世界最大級のETF。スパイだから怪しいとはかぎらない!?

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英調査会社ETFGIは、市場の拡大が続くETF(上場型投資信託)の世界の運用残高が5月末時点で9兆2100億ドル(約1010兆円)となり、初めて9兆ドルを超えたと発表しています。具体的な米国ETFチェックしながら、その魅力を紐解いていきましょう!!運用会社別に調べてみました。(※ステート・ストリート・グローバル・アドバイザー社のサイトを参考にしています。)

目次

ステート・ストリート・グローバル・アドバイザー

ETFとインデックス運用の先駆者として、ステート・ストリート・コーポレーションの資産運用部門を担い、投資における新しい世界を切り拓いています。過去40年以上、当社を頼って下さる金融プロフェッショナルの皆様が投資目標を達成出来るよう、様々な資産クラスにおけるアクティブとインデックス戦略を資産運用サービスをご提供しています。

-ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ株式会社、会社情報より

SPDR S&P 500 ETF(SPY)

ETFにおける代表的なブランドの1つが、ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズが提供する「SPDR(スパイダー)」シリーズです。そして、1993年1月米国において上場された最初でかつ、世界最大クラスのETFに成長したのが、この、SPDR S&P 500 ETF(SPY=ティッカー)。米国を代表する500の企業を組み入れ、S&P500指数との連動を目指しています。

銘柄名(ティカーシンボル)SPDR S&P500 ETF(SPY)
運用会社ステート・ストリート・グローバル・アドバイザー
対象とする指数S&P500
経費率0.0945%
分配頻度四半期ごと
ファンドの配当利回り1.28%(10/14現在)
株価(10/14終値)442.5ドル
純資産総額(10/14現在)約3,960億ドル=およそ43.5兆円

業種別構成比率

指数としてのS&P500と同様に今のアメリカ経済を支える、ジャンルが示されています。コミュケーション・サービスが今風ですね。

業種組入比率
情報技術27.76%
ヘルスケア12.86%
一般消費財・サービス12.38%
金融11.45%
コミュニケーション・サービス11.10%
資本財・サービス 8.13%
生活必需品 5.77%
エネルギー 2.94%
不動産 2.60%
素材 2.55%
公益事業 2.46%

組入上位銘柄

当然ですが、時価総額なとてつもなく大きい、GAFAMが上位を占めています。

銘柄名(=ティッカー)組入比率
マイクロソフト(=MSFT)6.04%
アップル(=AAPL)6.00%
アマゾン(=AMZN)3.82%
アルファベットクラスA(=GOOGL)2.26%
アルファベット クラスB(=GOOG)2.12%
フェイスブック クラスA (=FB)2.08%
テスラ(=TSLA)1.76%
エヌビディア(=NVDA)1.44%
バークシャー・ハサウェイクラスB(=BRK-B)1.39%
JPモルガン・チェース(=JPM)1.30%

まとめ

日本国内で設定・運用されているETF以外のファンド(一般的な投資信託)を買うと、経費率(年間の信託報酬率等)が2%を超えるものもありますのでそれから比べると、かなり低いということがわかると思います。分配頻度も理想的。また、分散投資の観点でも業種数、500の企業数は十分です。そして5万円弱で、アメリカを買えてしまう?😁訳ですので、まずは、SPYで経験を積み、個別株へとステップアップを図る投資の流れが個人的にはあり、だと考えます。

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