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確定拠出年金 Q&A 36 (米国の年金事情①)

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年金も、欧米か!?

Q.36
日本の確定拠出年金制度は、米国の401(k)モデルにしたと言
われていますが、米国企業の年金制度について教えてくだ
さい。

A.36
401(k)は米国企業年金の中心をなす、確定拠出年金制度です。
401(k)は、1978年に米国の税制を規定する「内国歳入法」に
401条k項が追加され、1981年から具体的な実施規則に適合し
た税制適格な制度として、はじまったことに由来します。

日本のモデルですから、日本のDC制度と仕組みはと類似する
点はあるのですが、異なるところも多くあります。

日本の場合は、企業のみ掛金を拠出、または個人がマッチン
グするカタチになっています。米国では、企業ではなく従業
員個人がまず、所得控除のメリットを受けながら、掛金を出す
ことが前提となっています。企業が、そこに追加というマッチ
ングの拠出を任意でするやり方です。

税制上にメリットに加え、企業からの補助金とも言えるマッチ
ング拠出があることで、加入者の積立意欲をかき立てるものと
なりました。効率的な資産運用と老後に向けての資金作りがで
きる制度として活用されています。

また、1974年には、ERISA法(Employee Retirement Income
Security Act)が制定され、自営業者や小規模企業の従業員を
対象とした、確定拠出年金タイプの個人退職勘定(IRA:Indivi
dual Retirement Account)がスタートしています。

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