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11月1週、海外投資家は大幅に買越すも、本気!?

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海外投資家の買越が意味するところは?

JPX(日本取引所グループ)によると11月1週(11/5-11/9)の投資部門別売買状況、

海外投資家は(現物+2,440億円、先物+1,394億円)合計+3,835億円の買越。現物の買越は2週連続ですが、合計での買越は、5週ぶり。個人は、(現物を▼1,776億円 、先物▼95億円)合計▼1,871億円の売越(現物の売越は2週連続。)。また、年金資金の信託銀行は(現物▼1,358億円、先物▼726億円)合計▼2,084億円の売越(現物は、4週ぶりの売越)。

その他では、投資信託(国内)は、▼276億円と現物を売越、事業法人が+1,101億円、現物を買越していました。

ヘッジファンドの売りに対し、買いを入れた国内勢。

海外投資家は、10月(10/1〜11/2)ひと月で、実に現物、▼2,565億円、先物▼40,163億円(合計▼4兆2,728億円)とすさまじい売越。極端に高い先物の比率考えると、これだけの金額を短期間で売れるのは、やはりヘッジファンドの関与があったと見るのが、自然です。そのため、11月1週の海外投資家の買越で、彼らが、単純に買いにスタンスを変えたということにはならないので、今後も注意深く、彼らの動き、特に先物の売買動向を見て行く必要があると思います。

10月な強烈なヘッジファンドの売りに対し、買いを入れたのが、やはり国内勢。現物だけの数字ですが、(個人+事業法人+投資信託に、日銀ETF購入金額を足すと)2兆5,317億円と国内勢の買いが、下支えとなりました。

10月の日銀ETF購入回数は、過去最多に並ぶ

日銀は、(設備・人材投資に積極的な企業を組み入れるETFを5営業日で、12億円ずつ。)60億円と通常型ETF(TOPIX型)を703億円×1日=703億円、合計763億円のETF購入。日銀によるETF購入は年間6兆円の予定に対し11/9までに、およそ5兆3,381億円となっています。

ヘッジファンド等の強烈な売りもあり、10月の東京株式市場が不安定に推移するなか、日銀によるETFの月間購入回数が、29日までに12回と過去最多記録に並び、また、今年3月の月間購入金額、8,333億円を上回る、8,700億円と大きな買いとなりました(日銀のサイトより。)単純に計算すると、6兆円−5.34兆円=残り、およそ6,600億円を、11月、12月のETF購入にあてることになります。

6兆円を上回るまで買う?

ただ、7月30日、31日開催の日銀金融政策決定会合では「資産価格のプレミアムへの働きかけを適切におこなう観点から、市場の状況に応じて(ETFおよびJ-REITの)買入額は上下に変動しうるものとする」という表記が加わていたことを考えると、6兆円を上回るペースの買いも期待でき、年末にかけてさらに下落する場合には、大きな買い支えになると、期待する市場関係者がいました。

10月5週の投資家の動き↓

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