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12月1週の投資家の動き。国内勢で買い支え!?

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海外投資家の売り続く

JPX(日本取引所グループ)によると12月1週(12/3-12/7)の投資部門別売買状況、海外投資家は(現物▼6,001億円、先物▼1,560億円)合計▼7,562億円の売越(現物の売越は4週連続)個人は(現物+2,220億円、先物+608億円)現物の買越は、3週ぶり。信託銀行は、(現物+2,031億円、先物▼2,431億円)で、現物の買越は、3週連続。・

その他、事業法人+1,558億円、投信+1,075億円と、現物を買越。この週は、週間ベースで、日経平均株価は672円下落となりました。

海外投資家の現物売越額は、2月1週以来の高水準

海外投資家の現物と先物売買比率から、先物の比率が高いときは、ヘッジファンドの動きとみるのが自然ですが、逆に現物の比率が高くなるときは、海外の投信、年金あるいは、政府系のファンド等?からの売りの可能性があります。一説には、ここのところの原油価格の値下がりによって、オイルマネー(SWFを通じ)が、現金づくりのために、日本株を売りに出ているのではとの憶測を呼んでいます。

国内勢で買い支え

海外投資家の売りに対し、国内勢(個人+2,220億円、年金資金の信託銀行+2,031億円、投信+1,075億円、事業法人+1,558億円)で、+6,884億円の現物の買越。これに、日銀によるETF購入額、約2,100億円を加えると、9,000億円近い金額。この週は、米国株式市場、NYダウがその前の週の25,500ドル台から、12/7の24,388ドルへと、1,000ドル以上の値下がり。国内勢による、押し目買いで、なんとか、日経平均株価21,500円は、維持されました。

日銀によるETF購入は、2,169億円

日銀は12月1週に、(設備・人材投資に積極的な企業を組み入れるETFを4営業日で、12億円ずつ。)60億円と通常型ETF(TOPIX型)は、703億円×3日で、2,109億円、合計2,169億円。日銀によるETF購入は年間6兆円の予定に対し12/7までに、およそ5兆9,170億円となっています。購入予定金額の上限に近づき、手持ちの玉がなくなりそうな状況では、このまま、何事もなく静かに年の瀬を迎えたいと、日銀は考えているかもしれません。(日銀のサイトより。)。

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