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アマゾン、1-3月期決算は市場予想を上回るも、AWSの伸び鈍化を懸念!?

※アフリエイト広告を利用しています

マクロ経済(経済全体の動きのことです。)環境の先行き不透明感から、多くの企業がコスト削減に動いている中、AWS等のサービスもその影響を受けていることが、アマゾンの決算からも伺えます。

目次

決算フォーカス

概要

2023/1-3月期(Q1)2022/1-3月期(Q1)前年同期比
売上高127,358 116,444+9.4%
営業利益 4,774 3,669+30.1%
当期利益 3,172 -3,844 黒字へ
EPS 0.31 -0.38黒字へ
決算概要(※単位百万ドル EPSはドル)
  • 売上高は、1,274億ドルとなり前年同期比+9%増加
  • 当期利益は、32億ドル。前年同期は▼38億ドルの純損失でした。
  • 1-3月四半期で、約2,600万人の顧客が「当日配送」の商品を注文し同50%増となった。
  • AWSと広告事業に今後も成長を期待するトップ。

セグメント別

※セグメント(segment)ー分野。企業が会計情報を開示する時に、業種や所属地域等の分類をセグメントと呼んでいます。

*円グラフにカーソルをあてると、それぞれの部門の金額がわかります。(単位百万ドル)

AWSによる売上・営業利益の推移

*AWS(Amazon Web Service=アマゾン・ウェブ・サービス)は、世界で最も包括的で広く採用されているクラウドプラットフォームです。世界中のデータセンターから200以上のフル機能のサービスを提供。急成長しているスタートアップ、大企業、主要な政府機関など何百万もの顧客がAWSを使用してコストを削減し、俊敏性を高め、イノベーションを加速させています。

売上の内訳

*グラフにカーソルをあてると、それぞれの金額がわかります。(単位百万ドル)

*上記の表やグラフの数字は、すべてアマゾンIR→First Quarter Results2023 から、管理人が抜粋まとめました。単位は百万ドル。カーソルを合わせると金額がわかります。

株価の動き

**各月の折れ線にカーソルを合わせると、株価がわかります。株価は月末終値です。

トップのコメント

「特に経済状況が不透明な中、当社のチームがお客様のためにどのようなサービスを提供しているか、好感が持てる点がたくさんあります。・・・・ストア事業では、フルフィルメントネットワークのサービスコストの改善を継続するとともに、商品をお客様のお手元にお届けするスピードを高めています(2023年には過去最速のプライム配送スピードを達成する予定です)。

広告事業は、機械学習への継続的な投資により、お客様が当社と関わる際に関連する情報を見ることができるようになり、その結果、ブランドにとって異例の好結果をもたらすなど、力強い成長を続けています。

また、AWS事業では、このようなマクロ環境の中で、企業の支出をより慎重にしていますが、当社は引き続き長期的な顧客関係の構築を優先し、お客様のコスト削減を支援するとともに、当社のユニークな費用対効果の高い機械学習チップ(「Trainium」「Inferentia」)、マネージド大規模言語モデル(「Bedrock」)、AIコードコンパニオンCodeWhispererによって、大規模言語モデルや生成AIなどの技術をより容易に活用できるようにします。我々はAWSのファンダメンタルズを気に入っており、この先大きな成長があると信じています。

ーアンディ・ジャシーアマゾンCEO

*2023年 First Quarter Resultsから、引用、DeepLで和訳しています。

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