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アップルの1-3月期の決算は、主力iPhoneの好調とサービス部門で市場予想を上回る、過去最高の売上を記録!

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サプライチェーンの混乱、物価の上昇、ドル高など経済全体の先行き不透明の中で、世界一の時価総額(2兆6,847億ドル 、およそ365兆円4月末現在)を誇るアップルとは言えども他の企業と同様に、厳しい戦いを強いられたことに変わりはなかったのですが、1-3月期の決算は市場予想を上回るものでした。

目次

決算のポイント

2023/1-3月期(Q2)2022/1-3月期(Q2)前年同期比
売上高(Total net sales)94,83697,278▼2.5%
営業利益(Operating income ) 28,31829,979▼5.5%
当期利益(Net income) 24,16025,010▼3.4%
EPS( Earnings per share) 1.52 1.52
決算概要(※単位百万ドル EPSはドル)
  • 売上高は、948億ドル(市場予想は925億ドルほど)。2四半期連続で前年比同月比減収でしたが、減収率は縮小傾向。
  • 主力のiPhoneは、1/3月期(第2四半期)としては過去最高の売上高513億ドル(市場予想490億ドル)を記録。
  • iPhone14,14Plusが好調。
  • 地域別では、大中華圏でサービスが伸びる。インド、トルコ、UAEが好調。
  • サービス収入(App Store、Apple Music、iCloud、Apple Payなど)が過去最高の209億ドルを達成。

トップのコメントより

『厳しいマクロ経済環境にもかかわらず、サービス分野で過去最高を記録し、iPhoneでも3月期の記録を更新し、*アクティブデバイスのインストールベースが過去最高を記録したことを嬉しく思います。

私たちは、2030年までにカーボンニュートラルな製品とサプライチェーンの構築に向けて大きく前進することを含め、長期的な投資と私たちの価値観によるリードを続けています。』

-ティム・クックCEO

*2022年12月時点で20億台を突破(およそ半分がiPhoneとされます)。

“当社の前年同期比の業績は12月期と比較して改善し、当四半期は230億ドル以上の株主還元を行いながら286億ドルの強力な営業キャッシュフローを生み出しました。Appleの将来に対する自信と株式の価値を考慮し、当社取締役会は900億ドルの自社株買いの追加を承認しました。また、四半期配当金を11年連続で増額します。”

-ルカ・マエストリCFO

**アップルのIR→Apple Reports Second Quarter Results より抜粋、DeepLで和訳

製品とサービスの割合

圧倒的なブランド力を背景に、各デバイスを通じ、ソフトやアプリのサービスを世界の人々に提供するアップルのエコシステムに一度入ってしまうと、なかなか抜け出すことが出来ません。サービス事業の発展は、それを証明しています。

製品別、地域別売上高

株価は回復過程?

5/4の決算発表後は市場予想を上回る、サプライズとなり株価は上昇しています。

*チャートにカーソウルをあわせると株価がわかります。5/12は終値、他はいずれも月末終値。

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