時が経つのが、はやすぎる
高値警戒の中、気迷いながらの米国株式市場
ですが、まずは2017年1月〜6月末までの、
主要株価指数の高値から。
NYダウ 21,535.03ドル(6月20日)
S&P500 2,453.82 (6月19日)
ナスダック 6,341.70(6月9日)
それぞれの史上最高値ということになります。
昨年11月の米国大統領選挙後の上昇基調は、
年明け以降も継続し、堅調な推移となっていま
す。トランプ政権の政策期待もありさらに雇用
統計等の経済指標が全般にしっかりとした内容
でした。
米国企業業績も昨年10月〜12月期以降予想を
上回るペースで拡大が進んでいることやイン
フレ率の伸び悩みなどから、今後の米国の利
上げペースが緩やかなものとなり、懸念され
る利上げの影響は、限定的とマーケット関係
者はみているようです。
ただ、そうはいっても、高値警戒感が出てき
ていることも事実ですので、ここからの米国
株式市場は金利の動き、中国の景気減速懸念
原油価格の下落などを意識した神経質な展開
が予想されます。
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