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伊政局混迷に妥協点
30日の米国株式市場は、
ニューヨーク・ダウ
24,667.78ドル
(+306.33ドル/+1.26%)
S&P500は
2,724.01の
(+34.15/+1.26%)
ナスダックが、
7,462.45
(+65.85/+0.89%)
イタリアの政局混迷をきっかけとする
株安連鎖などを受け前日、大幅に下げて
いた米国株式市場でしたが、3主要指数とも
上昇してこの日の取引を終えています。
連立政権を目指す、
「五つ星運動」と「同盟」のイタリアの両党が
すすめる組閣で、ユーロ懐疑派の経済相に指名
したことに対し、マッタレッラ伊大統領が起用
を拒否。
組閣ができなくなったことで、混迷した
イタリアの政局でしたが、争点となっていた
経済相の人選で妥協点をさぐっていることが伝わり、
マーケットに安心感が広がっていたようでした。
「前日の下げは行き過ぎ」と指摘する市場関係者
がいました。また、原油価格の上昇で
エネルギー関連の株が値上がりし、
マーケット全体をサポートしていました。
エクソンモービル(XOM)は、
81.47ドル(+3.08ドル/+3.93%)
2つの気になる数字は
米国10年国債の利回りは
2.84%(前日 2.77%)
※この値が高いほど
債券が売られ、
金利が上昇している
ことをあらわします。
米国VIX指数(恐怖指数)は
14.94(前日 17.02)
※こちらは、数字が大きいと
先行きに対する不安が高いことを
あらわします。
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