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日経平均(23日)は、またも大幅下落。「米中貿易戦争」への懸念再び。

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大幅下落の日米株式市場

22日の米国株式市場
ニューヨーク・ダウは大幅安の

前日比▼724.42ドル安

23,957.89ドル(▼2.93%)

他の主要指数も、

S&P500
2,643.69
(▼68.24/▼2.52%)

ナスダック
7,166.68
(▼178.61/▼2.43%)

と大幅な値下がりと
なりました。

2つの気になる数字

米国10年国債の利回り
2.83%(前日 2.89%)
※この値が高いほど
債券が売られ、
金利が上昇している
ことをあらわします。

米国VIX指数(恐怖指数)
23.34(前日 17.86)
※こちらは、数字が大きいと
先行きに対する不安が高いことを
あらわします。

中国の知的財産権侵害を
めぐり、トランプ大統領が

最大で、600億ドル規模の
中国製品に対し、

関税を課すことを目指す
大統領覚書に署名した
ことに対し、マーケットは

「米中貿易摩擦」でななく
「米中貿易戦争」?への懸念を
マーケットは嫌気していました。

このトランプ大統領の行動に
中国は、

『報復措置』を発表し、まさに
「貿易戦争」という言葉を
地で行くような展開。

この流れをそのまま受け、

米国株の大幅な下落に加え、
東京市場では、1ドル=104円
台の
円高が、さらに

投資間心理を不安にさせ、
株価を米国市場以上に
下落させてしまいました。

リスクオフ

23日の日経平均株価は、

▼974.13円安の

20,617.86円(▼4.51%)

で今週の取引を終えて
います。

1月の下旬までの、マーケット
とは、

ガラッと、変わった、
『リスク・オフ』の状況ですが、

下落の中でも、

本日の東証一部の売買代金が
3.6兆円(普段は2兆円台)ほど
あることから

21,000円割れは、かなり大きな
買いの需要があり、また

3月決算の日本特有の
アノマリー(季節的要因)
も峠を超えた(すなわち
決算対策の売りがピークを

むかえる時期が終了)と考えると
新年度入りの、4月以降に期待
をかけ、

じっくりと、日本株を仕込む
タイミングではと、個人的には
みています。

キーワードは貿易戦争

 

 

 

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