選挙で勝つのは・・・
JPX(日本取引所グループー
東京証券取引所、大坂取引所を含む)
によると、
9月3週(9/19〜22)
の投資部門別売買・取引状況では、
海外投資家は、
現物 ▼611億円の売越
先物 +9,117億円の買越
合計で、+8,506億円の買越
でした。
先物だけの動きを見ると、
9月2週と3週だけ(9/11〜22)
12,446億円+8,506億円
=20,952億円と、
実に、2兆円を超える買越し
をしていることになります。
緊迫する北朝鮮情勢よりも、
3連休(16〜18)明けの
衆議院解散、総選挙の報道
が、ヘッジファンドを中心
とする、海外投資家の
*ショートカバーに拍車をかけて
いたようです。
私達日本人が考えている以上に
彼ら、ヘッジファンドは、
日本の政治の動きに敏感に反応する
傾向が強いと言えます。
解散総選挙→与党勝利→
安倍政権の維持、アベノミクス継続
(日銀の金融政策も変わらず)
→日本株の上昇
というシナリオで、動きはじめ
たのかもしれません。
データでみても、
「解散→投票日」までの
日経平均株価の騰落率が
過去50年では、
上昇したのが、14回
下落したのが、1回
ですから、
海外投資家、ヘッジファンド
でなくても、
買いが優先されるのも納得できます。
ただ、
マスコミまで巻き込んだ、
「安倍政権打倒」
「緑の小池旋風」など、
予測不能な要素も多くあります。
選挙では何が起こるかわからないという
ことを、米国のトランプ大統領誕生で
経験したのは、つい最近のことです。
ショートカバーや9月2週の動きついて
はこちら↓
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