最後に勝つのは?
8月に入り、海外投資家の売りが目立って
きています。東証が毎週発表する
投資部門別売買状況売買によると
8月1週(7/31〜8/4)
現物 ▼ 295億円
先物 ▼1,097億円
8月2週(8/7〜8/10)
現物 ▼ 2,746億円
先物 ▼ 2,481億円
▼は売越を意味します。
先物は、日経平均株価や
東証株価指数などの指数先物
です。
単純に、利益確定の売りなのか
それとも、東京株式市場に対し、
弱気のスタンスに変化したのか
わかりませんが、常に、売買代金
のシェアで6割以上を占める彼の
行動には、神経質にならざるを
えません。
また海外投資家、特にヘッジファンド
が得意とする、ペアトレード
円売り、日本株買いの手仕舞い(反対
売買)
円買い、日本株売りが進んでいるのでは
という憶測もあり、なかなか積極的な
姿勢にはなれない状況が続いているよう
です。
これらの動きに対し、
日銀は、ETF(上場型投信)を通じ、
同期間(7/31〜8/10)
3,773億円と、継続して、日本株を
購入しています。
うがった見方をすれば、
日銀が、買ってくれるから
海外投資家、
ヘッジファンドも安心して?
日本株の売りをだしているとも考えられ
ここでもいろいろな思惑を呼んでいます。
それでも、日経平均株価が、
7/31
19,925円
8/10
19,729円
と、200円以内の下落で済んでいるのは、
日銀による、”買い支え”?が
効いている証かもしれません。
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②日銀のETFを通じて・・
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