再スタート、準備中。ボタン

ペイパルの始まりは、データの暗号化。電子決済の未来を予想していた!

※アフリエイト広告を利用しています

目次

現金やクレジットカードに変わる、新しい決済

いまいち、ペイパルという企業のイメージが掴めないかもしれませんので、その生い立ちと現在の日本での利用方法をチェックしてみました。

生い立ちは

当時流行っていた携帯情報端末(=ハンドヘルド、なかでもペンでディスプレイに書き込めるパームパイロットは、数百万台単位で普及するほど、ビジネスマンやコンピューター技術者を中心に人気がありました。iPhoneが世に出る、10年ほど前のことです。)に注目し、それらハンドヘルドのデータを暗号化する会社を、ピーター・ティールは、天才的ソフトウエア開発者

のマックス・レフチンと立ち上げます。金融業界に詳しい、ティールはデータの暗号化技術に潜在需要があるのは、電子決済だと考え、ハンドヘルド間のやりとりだけでなく、ウェブサイト上でも、ユーザー登録さえすればパームパイロットを持っていなくても誰でも利用できるようにしていきます。

その頃、すでに普及していた電子メールアドレスがサービスの要となります。ユーザはペイパルのウェブサイトで希望送金額と受取人のメールアドレスを入力して、送信する、たったそれだけの手間で、例え受取人がペイパルのユーザでなくてもお金が送金される仕組みでした。

PayPalの日本での使われ方

PayPalは、かんたんで安心な決済サービスです。ペイパルならカードがなくても大丈夫。デビッド・クレジットカードに加え、銀行口座からも支払えるのでオンラインショッピングをもっと楽しめます。ペイパル使えるお店は、世界2400万以上、3億人以上のユーザが、かんたん&安全な決済でお買い物を楽しんでいます。

ーペイパルのサイトより

Paypalの最大のメリットは、支払いに使うクレジットカードの番号など重要な情報が利用するショップに渡らないことです。支払い時にクレジットカードの番号やコードを直接入力にすることで、情報が第3者に洩れてしまい、不正利用されてしまう可能性があります。ペイパルは、PayPalのアカウントにあらかじめクレジットカードの情報を登録することで保護されるため、PayPalアカウントで支払えばクレジットカード情報をその都度入力する必要がありません。

さらにあの、PayPalに登録したメールアドレスとパスワードを入力するだけで支払いが完了するという、手軽さも嬉しいですね。

2021年/1-3月期(Q1)決算より

決済取扱高(TRV)が前年同期比50%増に達し、イーベイ以外の事業者が同50%以上増えたことが要因。Venmo(ベンモ) も前同期比63%増を達成。

  • 売上高  60億ドル
  • 営業利益 10億ドル
  • EPS    1.22ドル

Venmo-無料ではじめられる、送金アプリ、米国内だけで展開。4月からは、暗号資産の売買・保有が可能に。

長期的なポイント

第1四半期の好調な業績は、世界がデジタル経済に移行する中、ビジネスに持続的な勢いがあることを示しています。3億9,200万のアクティブアカウントに新製品や新サービスを提供することで、当社のアドレサブルマーケットは拡大を続けています。

ーダン・シュルマン 社長兼最高経営責任者

PayPalはこんな会社      

  • 2002年eコマース大手ebayの傘下に入るも、
  • 2015年は分離・独立し、ナスダックに上場

Eコマース決済をはじめとする電子決済サービスを企業と個人双方に提供。消費者や販売店に向けて、デジタルやモバイルで決済可能な技術プラットフォームの提供を手掛ける。

豆知識

  • 2020年12月期(1年間)売上214億ドル→およそ日本円で、2兆3000億円
  • 株式時価総額 2829億ドル(5/13 株価 240.8ドル)→30兆5000億円ぐらい
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次