比べることが、好きですか?
投資家、資産運用をするものにとっ
て大切なのは、あくまでも「税引き後」
の利益(リターン)なので、
非課税の枠や税制面での優遇措置を
最大限に利用することが、とても
重要です。
税金分のリターンを稼ぐことは、な
かなか大変なことです。逆にいうと、
リスクを高めないでリターンを向上さ
せることもできるのが、
資産運用面での『節税』です。
下記の表は、どの口座を使うか?
という、”口座配分”、
アセット・ロケーションを考えるとき
の参考になるように、
『三種の神器』をざっくり、比較した
ものです。
NISA | 積立NISA | *iDeCo(イデコ) | |
---|---|---|---|
非課税枠 | 年間120万円 | 年間40万円 | 14万4000円〜81万6000円 |
投資できる期間 | 5年間 | 20年間 | 60歳までの掛金/運用70歳 |
最大投資額 | 総額600万円 | 総額800万円 | 上限なし |
税制優遇(拠出時) | なし | なし | 控除により所得税・住民税が軽減 |
(運用時) | 運用益(売却益、分配金、配当)が非課税 | 運用益(売却益、分配金、配当)が非課税 | 運用益(売却益)非課税 |
(受取時) | なし | なし | 退職所得控除、公的年金控除 |
利用対象者 | 20歳以上の国内に住む人 | 20歳以上の国内に住む人 | 60歳未満 |
投資対象の金融商品 | 株・投信信託・ETFなど | 一部の投資信託・ETF | 預金、保険、投資信託 |
制度の期限 | 2014年〜2023年 | 2018年〜2037年 | 60歳になるまで |
流動性 | いつでも換金可能 | いつでも換金可能 | 60歳まで引き出しできない |
*確定拠出年金は、個人型(iDeCo)
で比較。非課税枠の金額は、
勤めている勤務先、自営業等によって
ちがいがあります。
※積立NISAは、2018年から。比較表
の内容は、2017年8月時点。
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三種の神器のうちあなたは、どれを
使いますか?