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米国市場(10日)ダウは続落。貿易戦争の影響がアップルにも!?

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米中貿易戦争は、選挙対策!?

10日の米国市場、ニューヨーク・ダウは、続落。S&P500とナスダックは5日ぶりの反発。トランプ大統領は前週末、2,000億ドル規模の中国製品に対する関税が近く発動される可能性があるとした上で、新たに2,670億ドル相当の中国製品に対し、追加関税を課す用意があることを明らかにしています。中間選挙を11月に控える、トランプ政権としては強気姿勢を崩さず、選挙までの期間を乗り切るつもり?のようですが、中国側も、新たな関税措置が行われれば、報復せざるを得ないと警告しています。何度目かの、「米中貿易戦争」の文字が頭をよぎります。

アップルウォッチにも、影響が!?

個別企業では、アップル(AAPL)が前週、2,000億ドル相当の中国製品に対する追加関税が発動されると、「アップルウォッチ」など「幅広い」製品に影響を受けることを明らかにしたこともあり、株価が、▼1.34%安となり、ニューヨーク・ダウそして、市場全体の重しとなりました。また、日本では、台風と地震の影響が残る中、米国でも、ハリケーン「フローレンス」が「カテゴリー4」に勢力を強めながら、米国東海岸に接近。損害保険大手のトラベラーズ(TRV/ ダウ採用銘柄)が、127.60ドル(▼2.49ドル/1.91%)と下落。

ユナイテッドヘルス・グループ(UNH/ダウ採用銘柄)は、投資判断が引き下げられたことで、株価を259.73ドル(▼8.55ドル/▼3.19%)と下げています。この両企業の下落も、ダウを圧迫しました。そのほか、

なにかとおさがわせの?、電気自動車大手テスラ(TSLA)は、285.50ドル(+22.26ドル/+8.46%)と急伸。証券2社が、テスラについて年後半の業績目標は達成可能との見方をしめしたことが、好感されていたようです。

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