確定拠出年金 Q&A 35 (投資、資産運用の基本②)

あちらたてば、こちらが立たぬ

Q.35
自分の性格を考えると、プロスペクト理論(Q.34)どおりに、
行動してしまいそうで、長期投資の確定拠出年金とは言え、
不安です。

A.35
資産運用に限らず、どんな結果が待っているのか、未来に起こ
ることは誰にもわかりません。すぐ、明日起こることも、60歳
になって起こる遠いの先のことも同じです。

資産運用では、遠い将来に起きる結果は不確実(リスクがある
といい)であり、大きな儲け(高いリターン)とリスクを避け
ることは、両立しない、常にトレードオフの関係にあると考え
ます。ですから、

遠い将来にその結果がわかる、確定拠出年金への投資(拠出)
で、現時点でできることは、リターン(成果)をとるか、安全
性を追求(リスク回避)するかの選択問題になります。

もし、どうしても不安であるということであれば、確定拠出年
金(企業型DC、iDeCoでも)のはじめは、月々の拠出(積立)
の配分指定を元本確保型の運用商品を中心にしばらくの間は様子
を見るのがいいかもしれません。

経験のない方にとって、まず、変動するもの、動きのあるものと
いった、マーケットを通じて変化するものに慣れることが、大切
です。実際に元本確保型以外に拠出していなくても、ネット等で
投資信託で自分が配分指定していたものとして、シュミレーション
をしてみる方法もあります。経験を重ねた上で(シュミレーション
でも、経験は経験です。)株式型等の投資信託に配分変更をして
いってもいいのではないでしょうか?

確定拠出年金での資産運用のリターンには、あのアインシュタイン
に「人類最大の発見」と言わしめた、

複利の効果という
最大の恩恵が受けられる仕組みがあり、また確定拠出年金によって
行われる長期投資には、不確実性としてのリスクに対する、資産や
時間の分散を使うことで、リスク逓減効果がもたらされます。

プロスペクト理論にもあるように、常に私やあなたが、合理的な
投資行動を取れるわけでもなく、当然、完璧な投資家にもなれるは
ずもありません。経験を積みながら、投資、資産運用を学んでいく
ことは重要ですが、さまざまな、雑音や誘惑に打ち勝つためには

やはり、ドルコスト平均法など、自己コントロール・ルールをうまく
利用できる、確定拠出年金制度をシンプルに使いこなすことが、
結局、投資、資産運用の成功の秘訣になると思います。

 

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