9月4週の投資家の動き。上昇の陰(かげ)に海外投資家あり。

9月4週、投資家の動き

 海外投資家個人事業法人信託銀行日銀ETF日経平均株価
4月+2,072▼7,866+235 ▼322,38222,467
5月▼7,413▼3,605+4,490 ▼9716,01222,201
6月▼6,641▼1,671+1,278 +4,420 7,27022,304
7月+4,114▼4,876+1,4201,3291,63822,712
8月▼4,825+414+2,376+5811,68222,865
9月1週▼5,279+3,697+400+2872,87222,307(9/7)
9月2週▼2,819▼2,204+58+27676323,094(9/14)
9月3週+2,771▼6,698▼556▼6444823,869(9/21)
9月4週+3,770▼3,364▼434▼58275124,120(9/28)
現物のみ。単位億円。+は買越、▼は売越をあらわします。日銀は、ETFの購入金額。日経平均株価は、月末の終値、週ベースはその週末の終値。円まで。

海外投資家の買越し続くも、金額は減る

JPX(日本取引所グループ)によると9月4週(9/25-9/28)の投資部門別売買状況、海外投資家は(現物+3,770億円、先物▼2,058億円)合計+1,712億円の買越し。個人は、(現物を▼3,364億円 、先物+19億円)合計で▼3,345億円の売越し。また、年金資金の信託銀行は(現物▼582億円、先物+5,492億円)合計+4,911億円の買越し。その他目立つところでは、投資信託(国内)が▼1,350億円、事業法人が▼434億円とそれぞれ現物を売越していました。

意外高→大幅上昇→過熱感からのスピード調整?

9月2週の意外高?からはじまった、今回の上昇相場は、9月1週、9月7日の安値22,172円から、4週9月28日の高値24,286円まで、3週間で、2,000円以上の値上がりとなっていました。10月に入り、過熱感からスピード調整への動きは、利益確定を優先に考えれば、自然な流れと言えるかもしれませんが、外部要因(米国の金利上昇、米中間選挙に絡む中国に対する制裁関税強化など)に不透明感が残るだけに、神経質なマーケット動向になる可能性は高いと思われます。

海外の長めの資金に期待

ここからの、日本株上昇シナリオの鍵を握るのは、やはり海外投資家。短期的な動きを繰り返す、ヘッジファンドを含み、彼らは、年初来の累計(9月28日まで)で、およそ6.7兆円ほど日本株(現物と先物の合計)の売越しをしています。ヘッジファンド等の先物の買越しには、一服感はありますが、現物株は依然として大幅な売越しの状況。今後は
海外の年金資金や投資信託等の長期スタンスで日本株に投資する、資金流入が期待されるところです。

日銀ETF購入(9月4週分)↓

日銀は、(設備・人材投資に積極的な企業を組み入れるETFを4営業日で、12億円ずつ。)48億円と通常型ETF(TOPI型)を703億円、合計751億円のETF購入。日銀によるETF購入は年間6兆円の予定に対し9/28までに、およそ4兆3,191億円となっています。(日銀のサイトより。)

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