11月3週(19日〜22日)投資家の動き
海外投資家 | 個人 | 事業法人 | 信託銀行 | 日銀ETF | 日経平均株価 | |
---|---|---|---|---|---|---|
4月 | +2,072 | ▼7,866 | +235 | ▼32 | 2,382 | 22,467 |
5月 | ▼7,413 | ▼3,605 | +4,490 | ▼971 | 6,012 | 22,201 |
6月 | ▼6,641 | ▼1,671 | +1,278 | +4,420 | 7,270 | 22,304 |
7月 | +4,114 | ▼4,876 | +1,420 | 1,329 | 1,638 | 22,712 |
8月 | ▼4,825 | +414 | +2,376 | +581 | 1,682 | 22,865 |
9月 | ▼1,629 | ▼8,569 | ▼680 | ▼723 | 4,434 | 24,120 |
10月 | ▼2,565 | +10,580 | +3,847 | ▼587 | 8,700 | 21,920(10/31) |
11月1週 | +2,440 | ▼1,776 | +1,101 | ▼1,358 | 763 | 22,250(11/9) |
11月2週 | ▼1,369 | +1,074 | +2,484 | ▼670 | 1,466 | 21,680(11/16) |
11月3週 | ▼1,968 | ▼361 | +1,701 | +401 | 2,157 | 21,646(11/22) |
海外投資家、大幅売越。
JPX(日本取引所グループ)によると11月3週(11/19-11/22)の投資部門別売買状況、海外投資家は(現物▼1,967億円、先物▼3,143億円)合計▼5,111億円の売越(合計の売越は、2週連続)。個人は(現物▼361億円、先物+9億円)合計▼352億円の売越。年金資金の信託銀行は、(現物+401億円、先物+291億円)合計で+692億円の買越。(信託銀行の現物の買越は、3週ぶり)。その他、事業法人+1,701億円、投信+141億円と、現物を買越していました。
米国市場が波乱の展開の割には、しっかり
海外投資家は、10月(10/1〜11/2)ひと月で、実に現物、▼2,565億円、先物▼40,163億円(合計▼4兆2,728億円)とすさまじい売越から、11月に入りおとなしめ?の動きと、思いきや、11月3週は、かなりの金額の売越。この週は、下げ止まらない原油価格の動きに、米国株式市場は、NYダウでは、その前の週末25,413ドルから、23日の24,285ドルまで、1,120ドルの下落と、大きな調整となった週でした。東京市場では、海外投資家から、大きな売りが出ていたにもかかわらず、それを吸収?するカタチでしっかりと、日経平均は、21,600円台で週末をむかえています。
引き続き国内勢から、買いが入る
11月の3週、売りを吸収したのが、引き続き国内勢(信託銀行+401億円、事業法人+1,701億円、投信+141億円。そして、日銀によるETFを通じての買いが、2,157億円)でした。不安要因が多いなかでの、押し目買い?は、マーケットに安心感を与えてくれていると思います。
日銀によるETF購入は、2,157億円
日銀は、この週には(設備・人材投資に積極的な企業を組み入れるETFを4営業日で、12億円ずつ。)48億円と通常型ETF(TOPIX型)を703億円×3日=2,109億円、合計2,157億円のETF購入。日銀によるETF購入は年間6兆円の予定に対し11/22までに、およそ5兆7,000億円となっています。(日銀のサイトより。)。
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