『GAFA×BATH 米中メガテックの競争戦略』ー本の紹介

『GAFA×BATH 米中メガテックの競争戦略』

〜田中道昭氏著 日本経済新聞出版社

GAFAは、米国、アルファベットのグーグル(GOOGL)、
アップル(AAPL)、フェイスブック(FB)、
アマゾン・ドット・コム(AMZN)

BATHは、中国のバイドゥ(百度/BIDU)、アリババ(阿里巴巴 /BABA)
テンセント(騰訊控股/香港市場上場)ファーウェイ(華為/深セン市場上場)

のことで、米中の巨大テクノロジー(メガテック)企業を指します。
※()内の英字は、米国でのティッカーシンボル(日本の証券コードにあたります)です。

『・・・当初は米国企業が先駆者利益を確保し、それを模倣する格好で中国
企業が事業展開してきました。しかし、もはや多くの分野において、中国
メガテック企業が技術そのものやその社会実装という点で「本家」の地位を
脅かしています。2018年春頃から一気に顕在化してきた米中貿易戦争。
私は、その本質を「貿易×テクノロジー覇権×安全保障」の戦いであると見て
います。貿易戦争自体は表面的には比較的早期に収束する可能性がある一方、

テクノロジー覇権と安全保障に関する戦いは長きにわたると予測されます。
・・・中国企業が最先端テクノロジーを巡って米国の大きな脅威となった
からこそ、この戦いが一気に顕在化したといえるでしょう。』と田中氏は
しています。

メガテックが、目指すものは?

私が感銘を受けたところは、筆者が米中メガテック企業8社を
・Eコマースからスタートした2社
 (アマゾン×アリババ)
・「メーカー」「ものづくり」からスタートした2社
    (アップル×ファーウェイ)
・SNSからスタートした2社
 (フェイスブック×テンセント)
・検索サービスからスタートした2社
 (グーグル×バイドゥ)と分類し、

8社の分析で何が見えてくるのか、そしてそこからわかる
AIやIot、5Gなどの最先端テクノロジーの動向ををわかりやすく
解説しているところでした。中でも、

「同じ事業ドメインから異なる進化を遂げる理由」
「産業・社会・テクノロジー・あるべき企業の未来」
については、今後、世界経済をリードする、企業の
形がおぼろげながらも、わかった気がしました。

筆者が『孫子の兵法』を独自にアレンジした、
「5ファクターメソッド」(「道」「天」「地」「将」「法」の五事)
は、必見です。

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