今週のスケジュールとマーケット見通し【9/9-13】
TV討論会
9/7-18:ブラックアウト期間
9/10-ハリス副大統領とトランプ前大統領、テレビ討論会で初対決
9/11(水):8月米消費者物価指数(CPI)
<予想>前年比-総合指数2.6%(7月2.9%)
-コア-3.2%(7月3.2%)
雇用統計を終え、複数の大きなイベントがかぶることはありません。ただし、7日からは、9/17-18のFOMC(公開市場委員会)前の
ブラックアウト期間
(メンバーの発言により、マーケットが先に動いてしまうことを防ぐため中央銀行の金融政策決定会合前後に、会合参加メンバーが金融政策に関する対外発言を制限される期間)に入っています。
先週末の嫌な雰囲気を払拭できるかが鍵となりますが、市場では、9/17-18のFOMCでの利下げ幅が話題の中心になりそうです。今のところ、8月CPIの数字に大きなブレが無い限りは、通常の0.25%利下げ幅に落ち着きそうですが、景気減速懸念から、0.5%であっても違和感はないと見ているエコノミストもいるようです。
米国大統領選挙もいよいよ、11月に向け、ラストスパートに入ります。9/10では両候補による、TV討論会が予定され、政策論争がスタート。経済面での両候補のスタンスが具体的になってくるため、特に中国への半導体製造装輸出規制への対応などが明らかになれば、半導体関連の銘柄に影響があるかもしれないと指摘する市場関係者がいました。
いずれにしても
2024年を主導してきた、エヌビディアをはじめとするIT・ハイテク株関連のボジション調整の売りが、他のセクターにも普及し、全体的に弱気?になっているマーケットと利下げ(幅と回数)をめぐる駆け引きが続きます。
先週のマーケットレビュー
週末の動き
先週のおさらい
- 8月雇用統計では、6月、7月のデータの下方修正あり。
- 雇用関係指標の伸び悩みから、景気減速懸念が再び台頭?。
- 半導体・ハイテク関連のポジション調整の売りが他のセクターに影響、全面安で1週間を終える。
ダイジェスト
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月曜日
レイバー・デー祝日のため市場はお休みでした。
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