米国株、今週の見通し【9/2-6】:マーケット関連の重要スケジュールと先週のレビュー

月曜日

<26日米国マーケット>

エヌビディア<NVDA▼2.25%,126.46ドル>

テスラ<TSLA▼3.23%,213.21ドル>

・NYダウ+0.16%

・S&P500▼0.32%

・ナスダック▼0.85%

・長期金利(10年国債利回り)3.81%

*株価、指数等は終値。(+↑)(▼↓)は前日比です。

●エヌビディア<上記>

2.25％下落。28日に決算発表を控え、持ち高調整の売りが優勢。市場では決算内容次第で相場全体に影響が及ぶ可能性があると懸念。

●NYダウは過去最高値更新

これまでの7/18取引時間中の高値抜き、

41,420.05ドル(終値も41,240.52ドルと7/17の終値超える)

●FRBによる9月の利下げ観測

23日のパウエルFRB議長の講演で「政策を調整する時が来た」と発言したことを受け、市場では9月に利下げが実施されるとの見方が強まる。

●景気敏感株や消費関連株がしっかり

ディズニー<DIS,+1.35%,91.78ドル>

アメリカン・エキスプレス<AXP,+1.03%,253.88ドル>等

一方、

●ナスダック下げ、半導体関連株が弱い

ブロードコム<AVGO▼4.05%,159.62ドル>

AMD<AMD,3.22%,149.99ドル>

火曜日

<27日米国マーケット>

エヌビディア<NVDA+1.46%,128.30ドル>

テスラ<TSLA▼1.88%,209.21ドル>

・NYダウ+0.02%

・S&P500+0.16%

・ナスダック+0.16%

・長期金利(10年国債利回り)3.83%

*株価、指数等は終値。(+↑)(▼↓)は前日比です。

●エヌビディアの決算発表は8/28

5-7月決算を翌日に控え、様子見の姿勢が強まる。

●NYダウは連日で終値ベースの最高値を更新

米連邦準備理事会（FRB）の利下げ観測が引き続き投資家心理を支える

●8月米消費者信頼感指数

103.3と市場予想を上回り、米景気の底堅さが示される。

●エヌビディア決算発表を控え、市場全体に与える可能性を意識。

●マグニフィセント・セブンの動き

・マイクロソフト<MSFT+0.08%,413.84ドル>

・アップル<AAPL+0.37%,228.03ドル>

・アルファベット<GOOGL▼0.89%,164.68ドル>

・アマゾン<AMZN▼1.36%,173.12ドル>

・メタ<META▼0.39%,519.10ドル>

・エヌビディアとテスラは上記

水曜日

<28日米国マーケット>
エヌビディア<NVDA▼2.10%,125.61ドル>
テスラ<TSLA▼1.65%,205.75ドル>
・NYダウ▼0.39%
・S&P500▼0.60%
・ナスダック▼1.12%
・長期金利(10年国債利回り)3.84%
*株価、指数等は終値。(+↑)(▼↓)は前日比です。
●エヌビディアが28日取引終了後に5～7月期の決算を発表。取引時間中はそれを見極めるためにハイテク株中心に売り。

●28日のNYダウは4営業日ぶりに反落。 米連邦準備理事会（FRB）の利下げ期待が投資家心理を支えるも、ハイテク株中心に下落。ディフェンシブ関連しっかり

●バフェット氏のバークシャー・ハザウェイ<BRK-A,B> 時価総額が1兆ドルを初めて超え市場の話題に。

●取引終了後発表のエヌビディアの株価 このポストを書いている時点(8:30~)時間外取引では 株価28日比▼7.2%前後の下落。決算概要はこちら↓

●NVDAの5-7月決算

・売上高:300.4億ドル(予想289億ドル)
・EPS(1株利益,調整後):0.68ドル(予0.64ドル) ・
・営業利益（調整後）：199.4億ドル（予189億ドル）
・粗利益率（調整後）：75.7％（予75.5％）

木曜日

<29日米国マーケット>

エヌビディア<NVDA▼6.38%,117.59ドル>

テスラ<TSLA+0.26%,206.28ドル>

・NYダウ+0.59%

・S&P500±%

・ナスダック▼0.23%

・長期金利(10年国債利回り)3.86%

*株価、指数等は終値。(+↑)(▼↓)は前日比です。

●NYダウは、過去最高値更新

・米経済の底堅さ背景に景気敏感株やハイテク株の一部に

　見直し買い。

・取引時間中の高値7/18を抜き、

過去最高の41,577.97ドル、終値でも41,335.05ドルと更新

●エヌビディア<上記>

前日発表した決算が市場予想を上回るも、ここまでの業績期待で過熱感あり6％以上下落、他の半導体株も連れ安。

一方、

●エヌビディアの決算説明会

企業が引き続き人工知能（AI）の開発と活用に積極的であることが明らかになり、顧客のAI投資が早期に収益化されていることも示される。

●ソフトランディング

・24年4～6月期の米実質国内総生産（GDP）改定値は、

　速報値の2.8％増から3.0％増へと上方修正。

・週間の米新規失業保険申請件数は前週からわずかに

　減少し、市場予想にほぼ一致

米連邦準備理事会（FRB）が9月に利下げを開始するとの見方が強まり、米経済のソフトランディング（軟着陸）への期待が高まる。消費関連、金融、資本財関連株しっかり

金曜日

<30日米国マーケット>

エヌビディア<NVDA+1.51%%,119.37ドル>

テスラ<TSLA+3.80%,214.11ドル>

・NYダウ+0.55%

・S&P500+1.01%

・ナスダック+1.13%

・長期金利(10年国債利回り)3.90%

*株価、指数等は終値。(+↑)(▼↓)は前日比です。

●NYダウは連日の過去最高値更新

取引時間中の高値41,585.21ドル/終値41,563.08ドル

米経済の底堅さと、9月に米連邦準備理事会（FRB）が利下げを開始するとの期待が投資家心理を支える。

●FRBが段階的な利下げを進めるとの見方が強まり、株式相場は楽観的な見通しに。

●7月PCEコアデフレーター(米個人消費支出物価指数)

-前年比2.6%(予想2.7%,6月2.6%)

-前月比0.2%(予想0.2%,6月0.2%)

ＦＲＢが９月会合から段階的な利下げを開始するとの見方を支える内容と期待感

●インテル、大幅上昇

インテル<INTC+9.49%,22.04ドル>

経営再建策として半導体ファウンドリー事業の分離を検討しているとの報道で。