東証(JPX 日本取引所グループ)が
20日発表した、10月の
海外投資家地域別株券売買状況
(地域別売買動向 全国市場ベース)
によると、
欧州勢が、日本株を
2兆41億円と、月間ベースでは、過去最
高の買越しをしていることがわかりま
した。
欧州勢のなかには、先物をからめサヤを
取るため、現物株の取引を頻繁に
繰り返す
裁定取引を手がける(海外の)投資家が
いる一方、
(海外の)年金基金や産油国の政府系ファ
ンドの資金が反映されることから、
市場関係者からは、期待が集まっています。
年金資金や政府系ファンド(SWF
Sovereign Wealth Fund)は、
一度投資すると、じっくりと持つ
長期投資ですので、
好業績の日本企業の投資に、
遅れまいと、参戦してきたと思われます。
世界最大の政府系ファンドといえば、
ノルウエー政府年金基金
(運用額は、8,500億ドル ’16/6月)
が有名で、それ以外では
原油価格の上昇で、落ち着きを
取り戻した、オイルマネーの
アブダビ投資庁(同 7,920億ドル)
サウジアラビア通貨庁(5,824億ドル)
等があります。いずれにしても、
グローバルな株式市場のなかでも
東京株式市場、日本株に
長期投資家からも、熱い視線が
そそがれています。
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