今週のスケジュールと見通し【11/4-8】
今週のスケジュール
11月
- 5日(火)
米国大統領選投開票/米連邦議会・知事選挙投開票
10月ISM非製造業景況数 - 6日(水)
FOMC開催(~7日まで。パウエル議長FRB議長会見は7日)
クアルコム(QCOM),アーム・ホールディングス(ARM)決算発表 - 7日(木)
7-9月非農業部門労働者生産性、単位人件費(速報値)
ベクトン・ディッキンソン(BDX),パブリック・ゴールド(BDX),ピンタレスト(PINS),ブロック(SQ)決算発表 - 8日(金)
11月ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
*エヌビディアの最新決算(8-10月)発表日は、11月20日(水)。
今週の米国株市場の見通しは?
4日(日本は休日)からの、米国は、なかなかの重要週!?。大統領選挙の投開票に、FOMCまであります。大統領は、トランプ氏が再び米国大統領に返り咲く可能性が高いものの、最後の最後まで余談を許しません。5日に決まらない可能性もあり、どちらかに決まった後も揉める要素がたくさんありそうです。
FOMCでは、インフレの落ち着きを見た、景気への配慮型0.25%の利下げが既定路線。政治的大イベントが控えていますので、FOMCとしてもサプライズは避けたいところで、無事通過させることが優先事項になると考えます。政治的混乱に陥ることなければ、前週に発表があった、ビッグテックの決算を消化?、確認する相場展開を想定しています。
エヌビディア(NVDA)のNYダウ採用が発表されたことを受け、半導体関連株に買いが入るかもしれませんが、一方で、ナスダック指数が、過去最高値を更新し、高値警戒感も出ていることも忘れてはならないと思います。
先週のマーケットレビュー
週末金曜日のマーケット動き
先週のおさらい
- 中東の情勢でイスラエルがイランへの軍事施設攻撃は限定的。投資家のリスク回避姿勢が後退。
- ビッグテック、マグニフィセント7の決算スタート。予想を上回る内容も、来期以降の見通しで明暗
- 10月雇用統計は、利下げの妥当性を裏付ける?
- ナスダックは、過去最高値を更新
ダイジェスト
月曜日
<28日米国マーケット>
エヌビディア<NVDA▼0.72%,140.52ドル>
テスラ<TSLA▼2.48%,262.51ドル>
・NYダウ+0.65%
・S&P500+0.27%
・ナスダック+0.26%
・長期金利(10年国債利回り)4.28%
*株価、指数等は終値。(+↑)(▼↓)は前日比です。
●主力株に自律反発の買いが入った。
ダウは前週までに5日間で1,161ドル下落、金融株やハイテク株に見直し買い?
●ナスダックは、3日続伸。
●原油価格の下落が投資家心理を支える
中東の情勢でイスラエルがイランへの軍事施設攻撃は限定的。投資家のリスク回避姿勢が後退。
WTI原油先物<▼6.1%,67.38ドル>は下落。
●9月PCE物価指数(10/31),10月雇用統計(11/1)発表を控え
市場は材料待ち?
●今週はAppleやAmazon等大型テック企業が決算を予定。投資家の間で先回りの買いが広がりやすかった。
アルファベット(10/29)
マイクロソフト(10/30)
アップル、アマゾン(10/31)
●3M(MMM+4.44%,130.29ドル)
一部アナリストによる目標株価引き上げで上昇
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