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ネットフリックス。オリジナル作品、イッキ見は成功体験の否定から生まれた!

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2021/1-3月期(Q1)決算より

  • 売上高    71億6300万ドル(前年同期比+24.2%)←57億6800万ドル(2020/1-3月期)
  • 営業利益 19億6000万ドル(同2倍)      ←9億5800ドル(2020/1-3月期)
  • EPS        3.75ドル(同2.4倍)         ←1.57ドル(2020/1-3月期)
  • 会員数の増加ペースの減速の理由は、2020年のコロナ禍の需要前倒しの反動のほか、同じくコロナ禍でコンテンツ制作が遅れ今年前半の新作投入が少なかったためと会社側のコメント。

ネットフリックスはこんな会社

  • 1997年設立
  • 2002年にNASDAQ(ナスダック)市場にIPO(株式公開)
  • 定額制見放題の映像配信サービス大手
  • ティッカーシンボルは、NFLX
  • 190を超える国にサービスを提供

豆知識

  • 売上は、249億9600万ドル(2020/1-12月1年間の)

  →日本円で、2兆6892億円

  •  時価総額 2,246億ドル (株価 506.2ドル 4/28) 

  →日本円で、24兆2,568億円

・・・同社の真のすごさは、成長のスピードと持続性もさることながら、その方法にある。今でこそ忘れられがちだが、ネットフリックスは1997年、DVD郵送レンタル会社として始まった。1999年に重要な収益源だった延滞料金を廃止し、定額制に移行してからは破竹の勢いで成長し、レンタルビデオ世界最大手のブロックバスターを破綻に追い込んだ。そして2007年には視聴者にとって便利だという単純な理由で、成功したビジネスモデルを再びかなぐり捨て、

ストリーミング配信サービス会社に鮮やかに変身を遂げる。新しい破壊的技術をいち早くとり入れ、いわばみずからを駆逐するかたちで成長を続けているのだ。その後もビッグデータを活用した強力なレコメンド機能やクラウドへの意向によって会員数を飛躍的に伸ばし、2011年にはオリジナル作品の制作に着手する。初めての作品『ハウス・オブ・カード 野望の階段』(2013年)は大人気を博し、

また1シーズン全話を一度に公開したことからイッキ見という社会現象を巻き起こした。最近では映画制作にも力を入れ、映画業界にも脅威をもたらしている。このように、過去の成功体験にとらわれて新たなイノベーションを起こせない「イノベーションジレンマ」を繰り返し克服しているシリコンバレーでも稀有な存在、それがネットフリックスなのだ・・・

-NETFLIXの最強人事戦略〜自由と責任の文化を築く〜著者パティ・マッコード訳者櫻井祐子ー光文社(2018年9月) 訳者あとがきより-

短期的には、コロナ禍による不確実性がありますが、長期的には、世界中でリニアTVに代わるストリーミングの台頭が、エンタテインメントの明確なトレンドとなっています。(株主向けのコメントより)

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