米中通商協議に満足していない米大統領
22日の米国株式市場、
ニューヨーク・ダウは前日に比べ
▼178.88ドルドル安の
24,834.41ドル(▼0.72.%)
S&P500は
2,724.44の
(▼8.57/▼0.31%)
ナスダックが、
7,378.45
(▼15.58/▼0.21%)
前日は、米中の通商協議を終え、
貿易問題を「保留」し、話し合い
が継続することを好感され、株価は
上昇していましたが、この日は、
(またですが)トランプ大統領が
米中通商協議に満足していないと表明。
米国が制裁の対象としている、中興通訊(ZTE
中国通信機器大手)に対し、罰金をかけ
経営陣の刷新を求める案を提示しており、
「保留」は、あくまでも「保留」である
ことが再確認され、米国マーケットに、
通商協議への不透明感を残したまま、
下落して終了しています。
また、トランプ大統領が、6月12日の
米朝首脳会談が予定通り行わない可能性
が十分あると語ったことも、
「東アジアの平和」歓迎ムードの、株式
市場に水をさすカタチになったと、
市場関係者。
個別企業では、電機自動車大手の
テスラ(TSLA ナスダック)
が新型セダン「モデル3」に
大きな欠点があると、情報誌に指摘された
ことが嫌気され、株価は
275.01ドル(▼9.48/▼3.33%)
と大幅に値下がりしていました。
2つの気になる数字は
米国10年国債の利回りは
3.06%(前日 3.06%)
※この値が高いほど
債券が売られ、
金利が上昇している
ことをあらわします。
米国VIX指数(恐怖指数)は
13.22(前日 13.08)
※こちらは、数字が大きいと
先行きに対する不安が高いことを
あらわします。
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