米中通商問題、再燃?
17日の米国株式市場、
ニューヨーク・ダウは前日に比べ
▼54.95ドル安の
24,713.98ドル(▼0.22%)
S&P500は
2,720.13の
(▼2.33/▼0.08%)
ナスダックが、
7,382.47
(▼15.82/▼0.21%)
と小幅に反落。
ワシントンで、米中通商協議がはじまり
トランプ大統領の発言に注目が集まる中
「中国はわがままになった」と米中貿易
について述べたことで、貿易摩擦回避に
向けた取り組みに、疑問符がつき、
また、中東情勢の緊迫化で、原油需給への
懸念から、原油先物が、約3年半ぶり
(WTI 1バレル=72ドル台)に高値圏で
推移しことも、マーケットの足を引っ張る
結果となっていたようです。
出典元 世界経済のネタ帳↑
さらに、金利(米10年国債利回り)が
3.11%と、こちらはおよそ7年ぶりの水準に
上昇。金利に敏感な不動産関連株などに
値下がりが目立ちました。
原油高、ドル高、金利高?
長い眼でみた場合、3%台の米国金利が
高いかどうかという問題はありますが、
米国にとって、
短期的に、原油高、ドル高、金利高の
3重苦?は、コントロールできない、外的
な要因ですので、どうしても大型株の多い
3主要指数にとっては、足かせになります。
反対に、これらの影響を受けにくい、小型株
は、不透明感があるときは、人気があつまる
傾向にあります。
米国の代表的な小型株指数である、
ラッセル2000が、2日連続で、最高値を更新
しているのは、今後の米国マーケットを
暗示しているかもしれません。
2つの気になる数字は
米国10年国債の利回りは
3.09 %(前日 3.09%)
※この値が高いほど
債券が売られ、
金利が上昇している
ことをあらわします。
米国VIX指数(恐怖指数)は
13.43(前日 13.42)
※こちらは、数字が大きいと
に対する不安が高いことを
あらわします。
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