OPECでの増産を好感
22日の米国株式市場、
ニューヨーク・ダウ
24,580.89ドル
(+119.19ドル/+0.49%)
S&P500は
2,754.88の
(+5.12/+0.19%)
ナスダックが、
7,692.82
(▼20.13/▼0.26%)
ダウは、9営業日ぶりの反発。
この日、ウィーンで開かれた
OPEC(石油輸出国機構)の定例総会では、
原油増産で合意をみましたが、
増産量は想定の範囲内であったことが好感
され原油価格が上昇。エネルギー関連の株が
マーケットを牽引(けんいん)していました。
一方、トランプ大統領が、EU(欧州連合)
から米国に輸入されているすべての自動車に
20%の関税をかけると警告。(ツイッターで)
EUの報復関税等、世界的な貿易摩擦への懸念
は拭い去られてはいないようです。
ダウの一週間で2%の値下がりは、3月下旬
以来の大幅な下げ。キャタピラー(CAT)や
ボーイング(BA)の大手、中国関連企業が
売り込まれたことが影響しました。他の主要
2指数は、S&Pは、0.9%、ナスダックは0.7%
それぞれ下落の一週間でした。
チャートは、ニューヨーク・ダウこの3ヶ月の動き↓
引用元 ニューヨーク・ダウ【^DJI】:海外指数-Yahoo!ファイナンス
シェブロンが買われ、ハーレーが売られる
個別企業では、この日
シェブロン(CVX)
125,10ドル(+2.51ドル/+2.05%)
など原油価格の上昇で値上がりする一方、
EUで販売を伸ばす、バイクメーカーの
ハーレーダビッドソン(HOG)
44.21ドル(▼1.03ドル/▼2,28%)
と売られていました。
2つの気になる数字は
米国10年国債の利回りは
2.90%(前日 2.90%)
※この値が高いほど
債券が売られ、
金利が上昇している
ことをあらわします。
VIX指数(恐怖指数)は
13.77(前日14.64)
※こちらは、数字が大きいと
先行きに対する不安が高いことを
あらわします。
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