JPX(日本取引所グループー
東京証券取引所、大坂取引所を含む)
によると、
10月4週(10/23〜10/27)
の投資部門別売買・取引状況では、
海外投資家は、
現物 +6,703億円の買越
先物 + 1,861億円の買越
で合計、+8,564億円。
大幅買越しが目立ちはじめた、
9月の4週からは(9/25〜10/27)
おおよそ
現物で、2兆4,000億円
先物が、1兆2,000億円と
なっています。
東証の売買代金の6割以上を常に
占める、海外投資家ですが、
今回のケースでは、
まず、
①目先筋?のヘッジファンドが
何が問題かわからない?「モリカケ
問題」での、安倍政権の動揺を
ネガティブにとらえ、
夏くらいまで、日本株を売っていた
彼らが、
『解散総選挙』で
潮目が変わると判断し慌てて、
先物を買い戻し、それがきっかけと
なって、現物株式の買いを誘い、
米国株の好調さと、国内企業の好決算
などとあいまって、
上昇に弾みをつけた格好となりました。
直近では、同じ海外投資家でも
日本株買いに、出遅れていた、
②投信信託や、政府系ファンド
そして、年金基金の
長期保有を旨とする、ところが
乗り出し、日本株を買いにきた、
というのが日経平均株価が、
22,000円台
をつけた大きな流れです。
下がったところを待っている、
国内の投資家も多いのですが、
なかなか買わしてもらえない
のが実情のようです。
先日も、解説しましたが、
日銀のETF購入も、年内
あと、1兆2000億円ほど、
余裕を残しています。
下落も限定的で、むしろ
年末年始へむけて、
一段高への期待が市場関係者の
間では、高まっています。
関連記事はこちら↓
https://fcostcut.com/マーケット/market-oct1w-jp/
コメント