JPX(日本取引所グループー
東京証券取引所、大坂取引所を含む)
によると、
10月2週(10/10〜10/13)
の投資部門別売買・取引状況では、
海外投資家は、
現物 +4,594億円の買越
先物 + 3,088億円の買越
で合計、+7,682億円となり
10月に入ってから、彼ら
海外投資家が、10/2〜
10/13の間に、実に
1兆8,853億円(現物と先物で)
の日本株の大幅買越を実行
していたことになります。
ここまで、彼ら海外投資家が(
ヘッジファンドを含む)積極的に
なるのは、
欧米株式市場の上昇に支えられ
リスク・オン(リスクを取りやすい)
状況にあることや
10月10日に発表された、
IMF(国際通貨基金)の「世界経済
見通し」で、
2017年3.7%、2018年3.6%と、
ともに、7月時に比べ、
実質成長率の見通しが各々+0.1%
上方修正されたことも関係している
と思われます。
日本経済の成長率も
それぞれ、
2017年+0.2%の1.5%
2018年+0.1%の0.7%
7月時調査に比べ、
上方修正されていましたが
日本の場合は、さらに
世界経済の成長
↓
日本の輸出が増える
↓
国内輸出企業の
売上増につながる
というような
世界経済のバロメーターと
なる優良企業が多く
あるため、出遅れ感のある
日本株に資金が向かったという
シナリオも十分説得力があると
思います。
もちろん、選挙の結果が
自公政権の政策維持に
つながるという期待もあることは
忘れてはならないでしょう。
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