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1週間の米国市場の動きと、エヌビディア時価総額、3兆ドルまでの軌跡、奇跡!【6/17-21】

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エヌビディアにはじまり、エヌビディアに終わる米国株式市場。ついに、エヌビディアがマイクロソフトを抜き、世界一の時価総額企業となりました。AI関連の勢いは大きな調整もなく、ここまでは順調すぎる展開です。

目次

週末の動き、主要株価3指数、ドル=円、長期金利

21日のマーケット

1週間のダイジェスト

月曜日

  • NYダウ5営業日ぶりに反発し、前週末比+0.48%で週をスタート。
  • ハイテク株や消費関連株の買いがダウ平均を下支え。
  • 米連邦準備理事会(FRB)による利下げ時期の不透明感が重荷となり、一時下落。
  • 6月NY連銀製造業景況指数が市場予想を上回り、景気敏感株や消費関連株の支えに。
  • フランス株式市場の上昇も投資家に安心感。
  • AI需要の高まりが米企業の業績を押し上げるとの見方から、ハイテク関連株が上昇。
  • マイクロン・テクノロジー(MU)やブロードコム(AVGO)などの半導体関連株が上昇。
  • ハイテク株の上昇が株高を維持し、金融機関の株価指数目標の引き上げも買い材料に。
  • FRB高官が早期利下げに慎重な見方を示し、株式市場一時、売られる。
  • アップル(AAPL)マイクロソフト(MSFT)、ナイキ(NKE)、ハネウェル(HON)。
  • 一方、ユナイテッドヘルス・グループ(UNH)とメルク(MRK)が下落。
  • ナスダック(総合株価指数)は6日続伸し、最高値を更新。
  • S&P500種株価指数も反発し(+0.7696%)高。
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マグニフィセント・セブンの活躍の中でも突出!エヌビディア

年初来の上昇率

2024年も半分を終えようとしています。インフレに落ち着きがみられ、景気の底堅さを実感する、米国株式市場。何だかんだ言って、テスラ(TSLA)を除く、ビッグテック、マグニフィセント・セブンは堅調な動き。やはり、エヌビディア(NVDA)が突出していますね。(今年に入ってからも株価は2.74倍に。6/18まで)20日、21日と2日間で7%近く下落していますが、単なる利益確定なのか、それとも行き過ぎの是正なのか、週明け以降の動きに注目しています。

エヌビディアが時価総額で一時、世界一に

6月18日、エヌビディア株がマイクロソフトを抜き、世界一の時価総額、3.34兆ドルを達成。この日のマイクロソフトは3.32兆ドルでした。エヌビディアは、

2023年5月1兆ドル
2024年2月2兆ドル
6月6日 3兆ドル
6/10 10:1の株式分割そして、


6/18に3.34兆ドル(約518兆円) へ。見事な株価の軌跡、奇跡です。

株価推移

*株価は、各月末の終値です。6/21はその日の終値チャートにカーソルを合わせると株価が確認できます。6/10以前も10:1の株式分割後の株価になっています。単位ドル

週末の下落で、マイクロソフト、アップルに遅れをとるかたちですが、押しも押されもせぬ、3兆ドル企業です。ちなみに、6月21日時点の時価総額、トップ5は

  • マイクロソフト-3.32兆ドル
  • アップル-3.18兆ドル
  • エヌビディア-3.11兆ドル
  • アルファベット-2.07兆ドル
  • アマゾン-1.97兆ドル
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