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米国株、今週の見通し【1/6-1/10】:マーケット関連の主要スケジュールと先週のレビュー

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目次

今週のスケジュールと見通し【1/6-10】

今週の重要スケジュール

1月2025年

6日(MON)・・「*CES 2025」ラスベガス
エヌビディアのCEO基調講演

CES(Consumer Electronics Show)は世界で最も影響力のあるテックイベント。毎年1月にラスベガスで開催される世界最大のテクノロジー見本市です。最新のテクノロジーや革新的な製品が展示され、AI、IoT、自動車技術、デジタルヘルスなど幅広い分野をカバーします。世界中から4,000以上の企業が参加し、次世代のテクノロジートレンドを発信する重要な場となっています。2025年は1月7日から10日に開催予定で、13万人以上の来場者が見込まれています。
        

7日(TUE)・・12月ISM非製造業景況指数

8日(WED)・・FOMC議事録(12月17-18日会合分)

10日(FRI)・・12月雇用統計<非農業部門雇用者数,失業率他>

・・1月ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)

見通し

年末から年始にかけて、続落していた、米国株式市場でしたが、3日の金曜日は、反発して取引を終えています。今週からいよいよ、2025年の本格的なスタートとなりますが、引き続きマーケットの注目は「金利」になると思います。

利下げの回数やタイミングに、ナーバスにならざるを得ず、トランプ2.0、トランプ政権による、関税や財政などの現実的な影響も関連してきますので、FRBには悩ましいところです。

8日に発表される12月分のFOMC議事録で、FRBのタカ派的(利下げに消極的)な姿勢が確認されたり、10日の雇用統計で平均時給等に強い数字(インフレを匂わす)が出た場合は、マーケットにはネガティブに働く可能性があります。

また、1月中旬から大手米銀行を皮切りにはじまる、四半期決算を待つ様子見の市場環境でもあるため、マイナス要因のニュースには敏感に反応することも想定する必要があるかもしれません。

2024年の米国株式市場

moomoo証券【WEB】

先週のマーケットレビュー

1月3日金曜日、週末のマーケット

先週のおさらい

ポイント
  • 2024年の年間上昇率は、NYダウ+12.88%、S&P500+23.31%、ナスダック+28.64%。
  • アップルが、中国でのスマートフォン値下げ発表。需要の低迷や利益率悪化を市場は懸念?
  • エヌビディアのイスラエルのソフトウェア企業買収を欧州委員会が承認。
  • バイデン大統領が日本製鉄の買収計画に中止命令。

ダイジェスト

*日付をクリックすると、その日マーケットの概要がわかります。

月曜日

エヌビディア<NVDA+0.35%,137.49ドル>

テスラ<TSLA▼3.30%,417.41ドル>

・NYダウ▼0.97%

・S&P500▼1.07%

・ナスダック▼1.19%

・長期金利(10年国債利回り)4.54%

*株価、指数等は終値。(+↑)(▼↓)は前日比です。

●年末を控えた主力株の利益確定売りが影響?

先週末からのIT・ハイテク株中心に売り続く。マグニフィセント7を始めとした、ビッグテックも売りに押される。

●12月のシカゴ購買部協会景気指数(PMI)

36.9で市場予想(42.9)を下回り、米経済減速を示唆。

来年の追加利下げ期待から押し目買いが入る局面も。

●エヌビディア<上記>はAI関連企業の買収完了で堅調。

人工知能(AI)のコンピューティングリソースを処理するためのソフトウエアを開発するイスラエルのスタートアップ企業Run:aiを4月買収することで合意していた。規制当局(欧州委員会)が買収を承認。買い安心感が広がったのではと市場関係者。

●ボーイング<BA▼2.31%,176.55ドル>

韓国での事故により下落か。

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