デフレは、悪である。
3月31日に発表された、2017年2月の
完全失業率は2.8%と前月に比べ0.2%
低下と3%をきり、就業者数、雇用者数
はともに増加基調を維持しています。
(総務省統計局)
マスコミを巻き込む、与野党の対立が
何やらよからぬ方向にいきそう?でも、
安倍政権の支持率が、下がらないのは、
批判はあるものの『アベノミクス』に
対する、評価が高いことに関係してい
るためと思われます。
”アベノミクス”の狙いは、何と言って
も、デフレ経済からの脱却にありまし
た。消費者物価指数(CPI)を2%程度の
プラスにもっていくことで、
(日銀の黒田総裁との強力タッグで)
緩やかなインフレの実現させ、日本経済
の回復を目指してきました。雇用が増え、
失業率が改善されてきていることは、
実感できるところまできていますが、
重要な経済指標からは「デフレからの脱
却」には、まだまだといったところです。
CPI(消費者物価指数)に注目
CPI(消費者物価指数)は、インフレの基
本指標として、常に市場の注目となります。
その内訳は、食料、住居、光熱、水道や交通
通信教養娯楽など、10大費目別にウェイトさ
れています。
この数字も、総務省統計局から毎月発表さ
れ、東京都と全国ベースの当該月の数字が、
翌月末の金曜日を目安に発表されます。
例えば、3月31日に発表された、2017年2月
の全国CPI(2015年基準)は、
①総合指数は、2015年(平成27年)を100
として、99.8。前年同月比は、0.3%の上昇。
前月比(季節調整値)0.1%の下落。
②生鮮食品を除く総合指数は99.6
前年同月比は0.2%上昇。
前月と同水準(季節調整値)
③生鮮食品及びエネルギーを除く総合指数
は、100.3前年同月比は0.1%上昇。
前月と同水準(季節調整値)
のようなかたちで、発表されています。
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