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確定拠出年金 Q&A 25(マッチング拠出について)

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他の人と同じことをすると安心する?

Q.25
現在の勤務先が、企業型DCを導入しており、マッチング拠出も可
能と同僚から聞きました。マッチング拠出とは何ですか?

A.25
企業型DCは、毎月の事業主(会社が負担してくれる)掛金にプラス
して、加入者本人が掛金を拠出することができます。自分の給与から
掛金を積立ることをマッチング拠出(従業員拠出制度)といいます。

マッチング拠出は、事業主の掛金だけでは、老後の資金づくりが不十
分になる可能性もあると、企業、労働組合の両方から要望が高まり、
2012年の1月から、認められた制度です。企業年金連合会の統計では
、マッチング拠出のプランを導入している企業は、企業型DC全体の
20%近くまでになっています。

加入者として、掛金を拠出する場合に守らなければならないルールが
2つあります。
①加入者掛金は、事業主掛金以下であること。
②加入者掛金と事業主掛金の合計額が、拠出限度額を超えないこと。

例えば、全体の拠出限度額が55,000円のケースを考えてみましょう。
事業主の掛金が、30,000円であれば、
55,000円−30,000円=25,000円ですが、

事業主掛金が、20,000円ですと、加入者掛金は、20,000円になります。
(※全体との差額、15,000円は利用できません。)

また、マッチング拠出とiDeCo(個人型)の利用は同時にできません。

もちろん、iDeCoと同様に、掛金の所得控除、運用益非課税、受取時
の優遇税制(退職所得控除額や公的年金等控除)は、利用できます。

加入者掛金は、加入者全員を対象とし、加入者が自分の意志により拠
出を決定できます。利用するのも、掛金をゼロ円として、利用しない
のも本人次第です。

 

 

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