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海外投資家、3年10か月ぶりの大規模な買越し
JPX(日本取引所グループ)によると9月3週(9/18-9/21)の投資部門別売買状況、海外投資家は
(現物2,771億円、先物+12,198億円)合計+1兆4,968億円の買越し。2014年11月第1週(このときは、2兆2,263億円)以来3年10か月ぶりの大規模な買越し。
個人は、(現物を▼6,698億円 、先物▼42億円)合計で▼6,740億円のこちらは、2週連続の売越し。
また、年金資金の信託銀行は(現物▼644億円、先物▼717億円)合計▼1,361億円と3週ぶりの売越し。
その他目立つところでは、投資信託(国内)が▼2,238億円、事業法人が▼556億円とそれぞれ現物を売越していました。
9月2週の意外高を受け、引き続き海外投資家の旺盛な買い意欲というより、ヘッジファンドの先物主導の強引な買いにより、この週の日経平均株価は、23,000円の壁を破り水準を維持すると、するすると値を上げ、24,000円に迫る展開でした。2週9/14,の23,094円→3週9/21,23,869円へと、775円の上昇。
市場関係の話によると、「2万3000円を突破し、海外投資家が買い戻しの動きに出た。米中の通商問題への警戒が弱まるところへ、1ドル=112円半ばまでの円安がすすみ、企業の業績期待で、買いを誘うかたちとなった」という、コメントがありました。
個人をはじめ国内投資家は、上昇過程で、粛々と売り上がり、利益確定を優先させていたと考えられます。
日銀ETF購入(9月3週分)↓
日銀のETF購入は、(設備・人材投資に積極的な企業を組み入れるETFを4営業日で、12億円ずつ。)48億円のみ、通常型ETF(TOPI型)はありませんでした。日銀によるETF購入は年間6兆円の予定に対し9/21までに、およそ4兆2,440億円となっています。(日銀のサイトより。)
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