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海外投資家、大幅売越。
JPX(日本取引所グループ)によると11月3週(11/19-11/22)の投資部門別売買状況、海外投資家は(現物▼1,967億円、先物▼3,143億円)合計▼5,111億円の売越(合計の売越は、2週連続)。個人は(現物▼361億円、先物+9億円)合計▼352億円の売越。年金資金の信託銀行は、(現物+401億円、先物+291億円)合計で+692億円の買越。(信託銀行の現物の買越は、3週ぶり)。その他、事業法人+1,701億円、投信+141億円と、現物を買越していました。
米国市場が波乱の展開の割には、しっかり
海外投資家は、10月(10/1〜11/2)ひと月で、実に現物、▼2,565億円、先物▼40,163億円(合計▼4兆2,728億円)とすさまじい売越から、11月に入りおとなしめ?の動きと、思いきや、11月3週は、かなりの金額の売越。この週は、下げ止まらない原油価格の動きに、米国株式市場は、NYダウでは、その前の週末25,413ドルから、23日の24,285ドルまで、1,120ドルの下落と、大きな調整となった週でした。東京市場では、海外投資家から、大きな売りが出ていたにもかかわらず、それを吸収?するカタチでしっかりと、日経平均は、21,600円台で週末をむかえています。
引き続き国内勢から、買いが入る
11月の3週、売りを吸収したのが、引き続き国内勢(信託銀行+401億円、事業法人+1,701億円、投信+141億円。そして、日銀によるETFを通じての買いが、2,157億円)でした。不安要因が多いなかでの、押し目買い?は、マーケットに安心感を与えてくれていると思います。
日銀によるETF購入は、2,157億円
日銀は、この週には(設備・人材投資に積極的な企業を組み入れるETFを4営業日で、12億円ずつ。)48億円と通常型ETF(TOPIX型)を703億円×3日=2,109億円、合計2,157億円のETF購入。日銀によるETF購入は年間6兆円の予定に対し11/22までに、およそ5兆7,000億円となっています。(日銀のサイトより。)。
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