目次
売越額は、再び1兆円超えへ
JPX(日本取引所グループー
東京証券取引所、大坂取引所を含む)
によると、
1月第5週(1/29〜2/2)
の投資部門別売買・取引状況では、
海外投資家は、
現物▼3,525億円の売越
先物 ▼8,357億円売越
年明け、1月(1/4〜2/2)に入って
からは、
現物 ▼4,772億円の売越
先物 ▼ 20,527億円の売越
合計▼25,300億円もの、売越
となっています。
以下は、↓
海外投資家の
現物と先物合計の売買動向の
詳細です。(1/4〜2/2)
※▼は売越を、+は買越です
1月1週 + 6,871億円
2週 ▼10,142億円
3週 ▼ 1,898億円
4週 ▼ 8,248億円
5週 ▼11,882億円
利益確定から、売りを優先させ、
さらには、先物のウェイトを
上げて、下落を期待する?
イメージがありますので、
海外投資家のなかでも
ヘッジファンド(HFT
超高速・高頻度取引を含む)
が大胆に日本のマーケットで
暴れまわっていた状況が
想定されます。
国内勢は買い越しへ
一方、
他の投資部門で、
変化がみられるのは、
1月の4週、5週の
合計で、
個人の
+4,551億円
投信の
+2,194億円
事業法人の
+718億円
そして、
公的年金等の
信託銀行が
+2,101億円
と国内勢の買い越しが
目立ってきていました。
このような、
投資家の動きのなかでも
日経平均株価は、
(終値)
1/4の
23,506.33円から
2/2の
23,274.53円まで
と大きな変化はなかった
わけですから、
大荒れに荒れた、
今週(2/5〜2/9)
の彼らの動きが大いに
注目されます。
※日銀による(ETF購入)同期間の動向
などについては、2/12のブログで。
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