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ピーター・ティール世界を手にした「反逆の起業家」の野望ー本の紹介

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ピーター・ティールについては、

“『ZERO to One』(ゼロ・トゥ・ワンー君はゼロから何を生み出せるか)ーピーター・ティール、ブレイク・マスターズ著 関 美和訳 NHK出版 2014年”

を読んで衝撃を受けた、起業家、投資家でしたが、その彼の名前をまるで、ネットフリックスのサムネイルような本の表紙と共にアマゾンで見つけ、この本を購読しました。3年前に出ていた本だったんですね。現状を見ると、彼と彼の仲間たちが、思い描いたような世界が、目の前に広がっています。

目次

ピーター・ティール(Peter Thiel)とは

シリコンバレーで現在もっとも注目される起業家、投資家のひとり。1998年でにPayPalを共同創業して会長兼CEOに就任し、2002年15億ドルでeBayに売却。初期のPayPalメンバーはその後ペイパル・マフィアと呼ばれシリコンバレーで現在も絶大な影響力を持つ。情報解析サービスのパランティアを共同創業したほか、ヘッジファンドのクラリアム・キャピタル・マネジメントと、ベンチャーファンドのファウンダーズ・ファンドを設立。Facebook初の外部投資家となったほか、航空宇宙、人工知能、先進コンピュータ、エネルギー、健康、インターネットといった分野で革新的なテクノロジーを持つスタートアップに投資している。

ーゼロ・トゥ・ワンより

いずれにしても、凄い人物なのですが、”ピーター・ティール世界を手にした「反逆の起業家」の野望”

第2章「競争する負け犬になるな」ー挫折からペイパル創業ー

には、ペイパル・マフィアの馴れ初めとその後の活躍ぶりを見ることができます。今をときめく、テスラのイーロン・マスクもペイパル・マフィアのメンバー。彼の登場の仕方も、シリコンバレー的です。

ペイパル・マフィアー世界級のチーム

2007年11月、フォーチュン誌はペイパル創業者たちの集合写真を掲載した。マフィアのたまり場のような薄暗い部屋に、革ジャンやスウェットスーツ、金のネックレスといった一癖あるファッション。ここから「ペイパル・マフィア」という異名が生まれた。なぜペイパルは、この10年間シリコンバレーに大きな影響を与え、現在もそのアイディアと行動で人々を魅了しつづける逸材たちを、これほど多く輩出できたのだろ?・・・・

固い絆で結ばれた男たち

ペイパル創業達のその後は、あらゆるスタートアップの世界で伝説になっている。イーベイに買収されたのちにペイパルを去った220人の中から、いわゆる「ユニコーン企業」7社が新たに立ち上がっている。ユニコーンとは企業評価額10億ドル規模のスタートアップのことで、伝説上の動物なみにレアだという意味だ。テスラ・モーターズ(評価額395億ドル)、リンクトイン(253億ドル)、パランティア(200億ドル)、スペースX(210億ドル)、イェルプ(26億9000万ドル)、ユーチューブ(16億5000万ドル)、ヤマー(12億ドル)・・・

-ご存知の通り、YouTubeは、Alphabetのグーグルが、リンクトインとヤマーはマイクロソフトがそれぞれ買収。テスラ・モーターズに至っては、株式時価総額が2021年、今年の1月には8000億ドルに到達しています。

ピーター・ティール 世界を手にした「反逆の起業家」の野望 Kindle版ートーマス・ラッポルト (著)赤坂桃子 (翻訳)飛鳥新社 2018/5

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