顧客第一主義を実践
アマゾン・ドット・コムが日本に進出してきたのが、2000年のことだそうです。調べると、私のアマゾンデビューは、2010年。ですから、10年以上の付き合いになりますね。PC周りの製品と書籍は、100%アマゾンで購入。特に、kinddle版は、すぐに読めるのでたいへん重宝しています。
ITバブルの崩壊をなんとか切り抜け、創業当初からの顧客第一主義を掲げ、「安心して買い物ができる」「ここで買ってよかった」と消費者に思ってもらえるように様々な軋轢を乗り越えてきたアマゾン。「地球最大の書店」を目指すことから始まり
インターネットであらゆる商品を販売する、インターネット通販の世界最大手としての地位を確立。そして今では、我々の生活を変え続けるグーグルとアップルと並ぶ、グローバルIT企業としての、存在価値を示しています。
世の中には、まだ発明されていないものがたくさんある。今後、新しく起きることもたくさんある。インターネットがいかに大きな影響をもたらすか、まだ全然わかっておらず、だからすべては始まったばかりなのだ
ージェフ・ベゾス
2021年1-3月期(Q1)四半期決算より
- 売上高1085億ドル(前年同期比+44%)
- 営業利益88.6億ドル(前年同期比2.2倍)
- EPS15.79ドル(前年同期比3.2倍)
ジェフ・ベゾス(創業者、最高経営責任者CEO)のコメント
「私たちの子供たちのうち2人が10歳と15歳になりました。何年も育ててきた彼らは、急速に成長して自分のものになっています。”Prime Videoが10周年を迎えた今、過去1年間に1億7,500万人以上のプライム会員が番組や映画をストリーミングで視聴し、ストリーミング時間は前年比で70%以上増加しています。Amazon Studiosは、アカデミー賞で過去最多の12部門にノミネートされ、2部門で受賞しました。
AWSはわずか15年で、世界最大のテクノロジー企業と競合する年間売上高540億ドルのビジネスに成長し、その成長は前年比32%増と加速しています。Airbnb、McDonald’s、Volkswagenなどの企業がAWSを利用しているのは、AWSが圧倒的に幅広いツールとサービスを提供しているからであり、私たちは企業のために絶え間ない努力を続けています。私たちはPrime VideoとAWSを愛していますし、誇りに思っています。
ー2021年第1四半期の財務実績のハイライトより。(DeepLによる和訳を一部抜粋)
AWS(Amazon Web Service アマゾンウェブサービス)とは、世界で最も包括的で広く採用されているクラウドプラットフォーム。世界中のデータセンターから200以上のフル機能のサービスを提供。
アマゾン・ドット・コムはこんな会社
- 1995年1月 Amazon.comに改名(それまでは、Cadabra.com) 、アマゾンのウェブサイト完成
- 7月 正式サービススタート
- 1997年5月 NASDAQに上場
- 1998年6月音楽配信事業に参入/英国とドイツでアマゾンのサービス始る
- 1999年9月1-Click特許が認められる
- 2000年11月 日本語サイトAmazon.co.jp「本」のストアオープン
- 2002年11月「Amazonマーケットプレイス」オープン
- 2003年7月〜11月「エレクトロニクス」「ホーム&キッチン」ストアオープン
- 2004年10月「おもちゃ&ホビー」ストアをオープン
- 2007年11月 電子書籍リーダー「Amazon Kindle」を発表
- 2010年6月「AmazonモバイルiPhoneアプリ」をApple appにて提供
- 2017年8月 ホールフーズ・マーケット(実店舗)を買収
- 2020年2月 株式時価総額1兆ドル(およそ110兆円)
- 2021年4月株式時価総額は、1兆7000億ドルへ
豆知識
- 世界に127万もの従業員を抱えるが、従業員との良好な関係の維持を模索
- 足元の全世界のプライム会員数は、2億人を超える
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