2019/1-3月期以来の前年同期比減収となった、今四半期。経済全体の悪化に加え、供給不足、ドル高等がその理由と、ティム・クックアップルCEOは述べています。それでも、サービス事業は史上最高の売上高を記録しています。
目次
アクティブデバイスは、20億台以上
決算概要
- 売上高は1,172億ドル、前年同期比で減収も、サービス事業は史上最高の売上高(208億ドル、製品別円グラフ紫)を記録
- 全世界で稼働するApple製品(iPhone,Mac,iPadなど)の数は、2022年12月時点で20億台(うちおよそ半分がiPhoneと見られます。)を突破。2021年の同時期は18億台、過去7年では倍増したことになります。
- 営業キャッシュフローは、340億ドル。250億ドル(約3.25兆円)以上の株主還元実施。
2022/10-12月期(Q1) | 2021/10-12月期(Q1) | 前年同期比 | |
売上高(Total net sales) | 117,154 | 123,945 | ▼5.5% |
営業利益(Operating income ) | 36,016 | 41,488 | ▼13.2% |
当期利益(Net income) | 29,998 | 34,630 | ▼13.4% |
EPS( Earnings per share) | 1.88 | 2.10 | ▼10.5% |
製品別
※円グラフにカーソルをあてると、それぞれの金額がわかります。(単位百万ドル)↓
地域別
株価の推移
※チャートにカーソウルをあわせると株価がわかります。3/16は終値、他はいずれも、月末終値。(単位はドル)
トップのコメント
“私たち全員が厳しい環境を乗り越え続ける中、過去最高の製品とサービスのラインナップを揃えることができたことを誇りに思います。また、これまで通り、長期的な視点に立ち、すべての行動において私たちの価値観で導いていきます。12月期には、大きなマイルストーンを達成し、成長するインストールベースの一部として、現在20億台以上のアクティブデバイスがあることを報告できることを嬉しく思っています”
-ティム・クックアップルCEO,決算発表時のコメントより、DeepLで和訳。
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