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確定拠出年金の「確定」は、何が「確定」している?

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目次

確定しているのは、毎月の掛金

確定拠出年金制度(DC)は、毎月拠出
する(積立てをする)掛金をあらかじめ
決めて、この掛金を積立運用し最終的に、

元利合計(積立おカネとそれで運用した
利益)額を年金や一時金として給付を受
ける制度です。

DCは、加入者等(加入者や運用指図者)
が自ら運用方法の選択をして、原資(積
立金)の増大をねらい、

公的年金(国民年金や厚生年金)の給付
を補完して老後の所得確保・充実をはか
ることを目的としています。

個人の積立金が明確に区分管理されてお
り、加入者等が直接運用方法の指図をし
た、その運用成績の結果に応じ給付額が

、増えたり減ったりする仕組みがDCの特
徴のひとつでもあります。(運用リスク
は自己責任ということ。)

これまでの企業年金である、厚生年金基
金や確定給付企業年金制度では、給付額
の算定方式が年金規約等において

あらかじめ定められていて、運用リスク
は企業が負担して、必要な掛金を数理的

に決定する仕組みです。給付額が確定し
ているのこの制度を確定「給付型」の
制度といいます。

DCとDB

「確定 Defined」されているのが、
「掛金(拠出金) Contribution」なの
か「給付(受取額)Benefit」でわけます

と、DC(Defined Contribution)とDB
(Defined Benefit)になります。

日本企業、特に上場企業の多くは平成不
況下における運用環境の低迷の影響を受
けて、DB(確定給付)制度のもと、

掛金負担の増加とそれにともなう、退職
給付制度の会計問題に直面した、経験を
もちます。

企業にとって、運用リスクを加入者等に
負担してもらうことで、掛金が確定し、
それ以上の負担から開放され,

企業の財務リスクの軽減になる、DCへ
の移行が進ん
できたのは、自然な流れな
のかもしれま
せんね。

この流れは、欧米を含む世界的な傾向と
いえます。

 

 

 

 

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